木にレーザー彫刻して社名プレート製作しています。色入れも可能

ヒノキと杉を主にレーザー彫刻しています。レーザー彫刻は簡単に言うとデジタル彫刻です。デザインデータをレーザー加工機で彫刻する方法です。木の硬さを認識できないので彫りが浅い所や深い所ができます。仕上がってみるとこれもいい感じに見えます。

国産の杉材にレーザー彫刻

厚さ12ミリの杉材を幅400ミリ×縦100ミリに電動糸鋸で加工しています。レーザーカット出来ることもありますがあまり厚い材木はカットできません。厚さ6ミリ程度がなら綺麗にカットできます。カット面(切口)は焦げて茶色くなります。木製の名札は厚さ約6ミリのヒノキを使っていますので参考にしてください。
下記は名札を製作した記事です。
動物病院の名札をヒノキにレーザー彫刻

レーザー彫刻する前に和紙アプリを貼ります。和紙アプリはステッカーやカッティングシートを貼るときに表面に貼って使うマスキングテープのようなものです。
木をレーザー彫刻やカットするとヤニが発生して表面を汚してしまいます。その保護になります。この後で焼目を付けるためにも行っています。
焼目とは焼印のような感じで文字の部分を焦がすことです。レーザー彫刻だけでも少し茶色くしますがはっきり見えるようにしています。

杉材はあまり硬い材料ではないので、ちょっと弱めの出力で彫刻しております。
彫り具合を確認してから焼目を付けます。彫が浅い場合はもう一度、彫刻します。

レーザー加工機による焼目付け

焼目を付けるときは、わざとレーザーの焦点をずらして行います。レーザーが太くなって焦げていきます。これの工程をするとグレードが上がります。
焦点をずらしているため彫刻した部分からはみ出して焼目が付きます。その保護のために和紙アプリはあります。
焼目を付けるときも少しは彫られるので彫刻時に少し彫りが浅くても大丈夫です。

杉材の社名プレート

出来上がりはこんな感じになります。彫刻部分だけこげ茶色になっています。
色入れすることもできます。また色入れすると感じがかわります。
下記は色入れ工程を掲載した記事です。
ヒノキを使ってレーザー彫刻し色入れ木製プレートを製作してみたました

少しインパクトのある社名プレート製作したいときは木製はいいかと思います。撥水効果ある水性ステインを塗っているので多少の水分ははじきます。それでも屋内での使用の方がいいと思います。屋外でもある程度は持ちますが劣化は早くなります。
なるべく紫外線が直接当たらないことの方がいいです。

参考価格 厚さ12mmの木製社名プレート レーザー彫刻 焼目付け
50mm×270mm 1枚 3000円(税別)
焼目付けは+500円(税別)
製作は1週間程度です。納期は発注後10日以内で着になります。製作枚数が増えれば単価は下がります。お気軽にお問合せください。

ヒノキを使ったネームプレートになります。ヒノキ方が杉よりも若干硬いと感じです。
木目は杉もヒノキも使う時々で違うのでどちらがいいとかはありません。色々な木目が楽しめます。レーザー加工からすると木目が少ない方が彫りの深さが安定します。
ヒノキは長いものはありますが幅があまりないので1枚板での製作には限度があります。加工するので幅は100ミリくらいになると思います。杉は比較的大きな1枚板もあります。サイズがないときは集成材を使用することもあります。
下記が集成材を使った記事になります。
レーザー彫刻で製作出来る社名プレート、名札、料金表、会員登録証

ヒノキをレーザー彫刻

厚さ9ミリのヒノキをレーザー加工しています。
和紙アプリを貼る前に表面を紙ヤスリで綺麗にしております。表面が綺麗になっていないと和紙アプリの糊が付きにくいです。そんなに糊が強くないので綺麗に仕上げております。出来上がりの見栄えも変わってきます。

小さい文字も彫刻するので少し浅めに彫刻しています。小さい文字を深く彫りすぎると欠けたりすることもあるためです。
幅80ミリ×縦210ミリの名前プレートを製作します。

ヒノキをレーザーカット

レーザー彫刻した後に焼目を付けてから穴と周囲をカットしております。
カットしたときにカット面が焦げるので加工後に紙ヤスリで焦げを綺麗にします。
厚さがあるとレーザーカット出来てもかなり黒くなるのでお客様の好みで選べるようにしております。3枚各1種類の木製名前プレート製作します。
手彫りはされている方の技術はかなり凄いです。簡単に出来ることではありませんがレーザー彫刻を使うことで似たようなものが製作できるようになります。

これは持ち込みの商品に名入れをしています。魚釣りに使う網で持ち手部分にレーザー彫刻しています。形が変形なのでかなり大変な作業になります。材木の種類も分からないので慎重に作業を進めました。特殊な方法で四点から中心を出してそのサイズ内にレーザー彫刻を行います。色々な形に対応できるようにはなっている機械ですが限度あります。

釣り用品の網に名入れ彫刻

マスキングテープを加工サイズに切って加工位置に貼りっています。
白色になっている文字はテスト彫刻を行っておりマスキングテープの表面だけを彫刻しています。材料には影響はありません。

マスキングテープの四隅角をレーザー加工機に読み込ませて彫刻位置を決めて彫刻しております。材木の種類が不明なため弱めの出力で彫刻しました。

釣り用品の網に焼目をつける

彫刻した後に焼目を付けますが、同じデータを使って焦点をずらして加工しています。
今回は2本、名入れしました。いい感じに名入れができました。思っていたよりスムーズに作業が進みました。

釣り用品の網に名入れ彫刻

出来上がりはこんな感じになります。お友達にプレゼントするようです。
持ち込みの場合は基本的に失敗ができないので緊張感があります。簡単にテストを行って作業に入りますが出来上がるまでは気が抜けません。特に今回のような変形で特殊な方法をする場合は大変です。出来上がってみるといいものになっているので安心します。
名入れ彫刻を希望される場合は事前に写真を送って頂けると判断できると思います。

持ち込みで名入れをする場合、すべてに対応できるわけではありませんが出来る限りのことは行います。

最後にデータについてですが、イラストレーターのデータをお持ちの方はメールに添付または転送サイトから送ってください。データをお持ちでない方はデザインに入れたい内容や写真やイラストをメールお願いします。手書きの原稿からでもデータの製作は致します。

基本的に無料でデータの製作は行っておりますが、制作に時間がかかる場合は別途データ制作費と頂くことがあります。この場合は事前にご連絡致します。

お問い合わせは下記のホームページにメールアドレスを掲載しております。
レーザー彫刻の詳細は下記のホームページ掲載しております。
福岡のレーザー加工

日々の製作内容は下記に掲載しております。
福岡の看板・プレート印刷