レーザー彫刻の性能の限界にコピー用紙が髪の毛みたいにでも白黒写真

コピー用紙に竈門神社の写真をレーザー彫刻して白黒写真に

コピー用紙に竈門神社をレーザー彫刻中貫通しているので透けています

このコピー用紙のレーザー彫刻は最高峰の彫刻だと思います。他でも見たことがありません。自分でもこれが出来ていることが不思議なくらいです。
切り絵みたいに細い線ですべてが繋がっており、白黒写真ような感じに仕上がります。家や会社に飾って頂くことをオススメしています。
A4サイズで1500円なので、写真にしては少し高いかもしれませんが他では簡単に作れないものだと思います。

レーザー彫刻のデータを制作

データはPhotoshopを使って白黒写真にしてレーザー加工するサイズに切り抜きをしています。周囲10㎜は縁を残しているので加工サイズは190×277です。
写真がネット状になるように加工します。細かな調整など色々することがあるので文字で説明はするのは難しいです。

いつか機会があればテキストにしてみたいと思います。

簡単に言うと製版する時のカラー分解みたいな感じです。

最後にデータを反転して保存しています。レーザー彫刻後、裏面を表面として使うためです。詳細は後半に記載しています。

コピー用紙をレーザー加工にセット

レーザー加工するためにコピー用紙をセットします。ハニカムテーブルに直接紙を置いてもできないことはありませんが、裏面が汚れてしまうので直接置かないようにしています。

今回、紙を浮かすために使用するのはユポ紙です。帯状にカットして丸くしています。他の材料では試したことはないのでこれよりもいいものがあるかもしれません。薄いものでレーザーが反射しないものがいいです。

コピー用紙はA3サイズを使用しています。A4サイズでも出来ないことはありませんが、位置決めや紙を固定するのが大変なのでA3を使っています。

紙がエアーで動かないように定規を置きます。コピー用紙も固定しないとエアーでズレてしまいます。こんな時に大きい紙の方がやりやすいです。

写真をレーザー彫刻

コピー用紙に竈門神社をレーザー彫刻中

ネット状の写真データをレーザー彫刻するのですが、コピー用紙を貫通させるレーザーの出力と解像度を設定します。
40W出力でスピード80、出力60、解像度300dpiに設定しています。機械によって設定方法は違いがあります。

解像度は高い方がいいように思いますが、かなりギリギリまでネット状の線を細くしているので高い解像度を使うヘッドが左右に動く回数が多くなりと焼き切れてしまうことがあります。
色々やった中でコピー用紙は300dpiくらいの解像度がいい感じです。

彫刻後に周囲をレーザーカットしています。

コピー用紙に写真をレーザー彫刻

太宰府市にある竈門神社をコピー用紙にレーザー彫刻2

白い紙をレーザー彫刻すると彫刻面が少し茶色く焦げますので、裏面を表面にします。そのためにデータを反転してレーザー彫刻していました。
白い紙なので仕上がりは出来るだけ白色にこだわりたいと思っています。

コピー用紙を反転して黒色の画用紙の上においています。上には透明アクリルのプレートを置いて写真を撮りました。
ダイソーにいい感じの写真立てがあります。

写真を切り絵のように繋がった状態にレーザー加工しています。
竈門神社の写真はスマホに保存してあったので、カタチにしてみました。
スマホの中にはたくさんの写真が保存してあると思います。時々カタチにしています。

コピー用紙のレーザー彫刻の価格はA4サイズで1500円になります。
送料、税込み価格です。ご興味がありましたらお気軽にお問い合わせ下さい。

インクジェット印刷での看板製作

レーザー加工以外でもインクジェット印刷で看板の製作を行っています。捨て看板、アルミ複合板看板、ポスター、ステッカーなど色々と製作しております。お時間がある方はアクセスして頂けると嬉しいです。
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