ヒノキを使ってレーザー彫刻し色入れ木製プレートを製作してみたました

新しいチャレンジは何するか考えました。「色入れ」に決めました。アクリルと材木のどちらもします。まず材木からです。
会社に余っているヒノキがいくつかあったのでこの材料でチャレンジします。

ヒノキの表面をヤスリで綺麗にします。色入れで心配なのは塗料のにじみとはみ出しです。

にじみの対策からです。水性の透明ステインをしっかり塗ります。3回塗りました。ステインで固めて塗料が広がらないようにする作戦です。これでにじみの対策は終了です。サンデーペイントの屋内外用塗料です。

次にはみ出しの対策です。普段は和紙アプリを使いますが、色入れなのでマスキングテープを使用します。塗料が付いたら嫌なところに貼ります。全面に貼りました。

レーザー彫刻は同じですが、少し深く彫刻しました。なんとなく色入れなので深い方がいいかなと思いました。時間がある時に通常の深さでもやってみたいと思います。

ヒノキのレーザー彫刻

一回目の彫刻になります。これは普段と同じ工程です。

ヒノキのレーザー彫刻2回目

深めに彫刻したいので2回目の彫刻です。個人的には1回で深く彫るより2回にした方が綺麗な感じがします。

色入れは筆とローラーを使って行います。ローラーで塗れないところは筆を使います。ある程度塗ったら乾燥させます。乾燥は焦らずしっかり乾くのを待ちます。

レーザー彫刻後の色入れ

多用途の塗料で近くのホームセンターナフコのPB商品を使っています。
塗料の違いが今のところよくわかっていないためこの塗料を選びました。
屋内外用なので問題はないと思います。

乾いたらマスキングテープ剥がしです。塗料を触って色が付かなければおそらく大丈夫です。ゆっくりと剥がします。塗料のはみ出しがあった場合は紙ヤスリで綺麗にします。にじみがある場合は失敗です。ステインの量が足りないか塗料が柔らかいのが原因だと思います。ステインをしっかり塗るか粘度ある塗料にすると改善できると思います。

色入れ後のマスキングテープ剥がし

マスキングテープ剥がしは緊張します。ミシン針を入れたシャープペンを使って剥がしています。

マスキングテープを綺麗に剥がしたら紙ヤスリを軽くかけます。どちらでもいいとは思いますが、ステインを塗って仕上げました。

色入れレーザー彫刻木製TAKEOUTプレート

紙ヤスリが色を削らないように注意が必要です。

珈琲店の色入れ木製社名プレート

コーヒー豆屋さん社名プレートも一緒に製作しました。
こちらの方が小さい文字があったので色入れが大変でした。どちらも同じサイズで370mm×105mmで厚さは約16mmになります。

スタンド付き木製TAKEOUTプレート

MDFをレーザーカットして黒色で塗装したスタンも製作。

レーザー彫刻はコムネットさんのもので40W出力です。

今回は透明ステインと黒色の塗料でしたが、次はヒノキに色を付けて白色で色入れしたいと思います。

調色は行っていませんが、基本な色はあると思うので他の色でもできると思います。
ただ、黒文字が分かりやすと思います。

お問い合わせは下記のホームページにメールアドレスを掲載しております。
レーザー彫刻の詳細は下記のホームページ掲載しております。
https://seri-graphie.com/laser/index.html

日々の製作内容は下記に掲載しております。
https://serigraphieblog.shopinfo.jp/

レーザー彫刻で製作出来る社名プレート、名札、料金表、会員登録証

ヒノキをレーザー彫刻して看板製作

厚さ18ミリヒノキを使った木製社名プレート

CAFEの看板を製作しました。レーザー彫刻に焼目付けを行っています。

木製社名プレートです。厚さ18ミリのヒノキを幅600ミリ×縦300ミリに電動丸鋸でカットしました。カット部分にマスキングテープを貼ってからカットすると板をキズつけません。横はぎの集成材なので一枚板のような感じです。集成材は場所によって焼き目の濃さが変わってしまいます。薄い焼き目の部分は数回焼き目付けをして同じような濃さに合わせます。データをブロックに分けておくと加工時に便利です。今回は上中下の3ブロックに分けました。

ヒノキをレーザー彫刻して木製名札を製作

ヒノキをレーザー彫刻した木製名札

動物病院の名札です。ロゴ、屋号、役職、名前をレーザー彫刻しています。印刷と違って彫っているので長く使っても文字が消えることはありません。

木製名札は厚さ約6ミリのヒノキの板を使って製作します。彫刻とカットをレーザー加工機で行います。名札は小さい文字と細いラインに注意します。この部分はレーザーの出力を上げて彫刻しないと彫りが浅くなりがちです。デザインにもよりますが、2回彫刻でも問題ありませんが文字が潰れることもあるので注意が必要です。周囲はレーザーカットしますが角材などで材料を少し浮かした状態で加工します。レーザーの反射でキズを付けないためです。ちょっとしたことをすることで仕上がりがよくなります。

ヒノキをレーザー彫刻して理容室の料金表プレートを製作

ヒノキをレーザー彫刻した理容室の料金表

理容室の価格表プレートです。レーザー彫刻後に焼目付けしています。スタンドはMDFで製作。

料金表は厚さ18ミリのヒノキの集成材を幅300ミリ×縦200ミリで製作しました。料金表は文字数が多いため細かく彫刻するブロックを分けをしました。小さい文字と細いラインは解像度と出力は通常設定より高くしています。焼き目の濃さ変わってくるので調整して見た感じ変にならないようにします。焦げ目の薄いところがないように注意しています。

MDFをレーザー彫刻して会員登録証を製作

MDFをレーザー彫刻した会員登録証

ジビエ振興協会の会員登録証をMDFで製作。会員が増えるごとに製作しています。

会員登録証は厚さ5.5ミリのMDFを使ってます。MDFは木屑を圧縮している材料なので木目はありません。ホームセンターでも購入できる結構メジャーな材料です。彫刻とカットをレーザー加工機で行います。名札と同じ感じで作業をしています。
この会員登録証は焼き目を付けを行っています。

最近ではホームセンターなどにもレーザー加工機が設定されて一般の方々も使えるようになっています。モノづくりが好きな方々にはいい時代だと思います。レーザー加工機は彫刻やカットが簡単に出来ます。ちょっとした工夫をすればクオリティは上がります。細かな設定は経験が必要ですが、彫刻面に和紙アプリやマスキングテープを貼ることでヤニなどの汚れ防止になります。カットする時は材料を少し浮かすことです。この2点だけでもクオリティは上がります。多くの方にレーザー加工機のことを知ってもらえると嬉しいです。

インスタグラムでも投稿しておりますのでお時間のある方は見て頂けると嬉しいです。
「#seri_graphie」で検索してみてください。

お問い合わせは下記のホームページにメールアドレスを掲載しております。
木製名札の詳細は下記のホームページ掲載しております。
https://seri-graphie.com/nafuda/

日々の製作内容は下記に掲載しております。
https://serigraphieblog.shopinfo.jp/

木材に息吹を吹き込む:レーザー彫刻の魅力と精緻な技術

木材に息吹を吹き込む:レーザー彫刻の魅力と精緻な技術

ヒノキをレーザー彫刻

コンピュータで作成したデザインデータを、レーザー光を用いて木材などの素材に直接彫り込む、まさに「デジタル彫刻」とも呼べる手法です。今回は、主にヒノキや杉といった木材へのレーザー彫刻に焦点を当て、その魅力、製作工程、そして可能性について詳しくご紹介いたします。


 

レーザー彫刻の特性と木材への適応

国産の杉材にレーザー彫刻

レーザー彫刻の最大の特長は、デジタルデータに基づいた精度の高い加工が可能な点にあります。しかし、木材という天然素材を扱う上では、その特性を理解することが非常に重要です。木材は一本一本、そして同じ木材の中でも、硬さや木目にばらつきがあります。このため、レーザーが木材の硬さを自動で認識することはできません。結果として、彫刻の深さにムラが生じることがありますが、これがかえって手彫りのような温かみや、木材本来の表情を引き出す「味」となることも少なくありません。

特に、厚さ12mmの杉材を幅400mm×縦100mmに電動糸鋸で加工する際、レーザーカットが難しい場合があります。レーザーによる木材のカットは可能ですが、厚さ6mm程度であれば非常に美しく仕上げることができます。カット面、いわゆる切り口はレーザーの熱によって焦げ付き、特徴的な茶色に変色しますが、これも木製品ならではの風合いとして楽しめます。例えば、弊社で製作する木製名札には、厚さ約6mmのヒノキ材を使用しており、この厚みがレーザー加工に最適であることを示しています。


 

精密な製作工程:ヤニ対策から「焼目付け」まで

レーザー加工機による焼目付け

レーザー彫刻の工程は、単にレーザーを当てるだけではありません。高品質な仕上がりを実現するためには、いくつかの重要な前処理と後処理が必要となります。

まず、レーザー彫刻を行う前に、木材の表面に和紙アプリを貼るという工程があります。この和紙アプリは、ステッカーやカッティングシートを貼る際に使われるマスキングテープのようなもので、レーザー加工時に発生する木のヤニが表面を汚すのを防ぐ役割を果たします。ヤニは木材の種類や加工条件によって発生量が異なり、そのままにしておくと製品の美観を損ねてしまいます。この和紙アプリを貼ることで、彫刻部分以外の表面をきれいに保つことができます。

さらに、この和紙アプリは、後の工程で「焼目(やきめ)」を付ける際の保護材としても機能します。焼目とは、焼印のように文字やデザインの輪郭部分を意図的に焦がすことで、よりくっきりと目立たせる技法です。レーザー彫刻だけでも文字は少し茶色くなりますが、焼目を施すことでコントラストがはっきりし、視認性が格段に向上します。

彫刻作業においては、木材の特性に合わせてレーザーの出力やスピードを調整します。例えば、杉材のような比較的柔らかい木材には、弱めの出力で慎重に彫刻を行います。彫り具合を確認し、必要であれば再度彫刻を施すことで、最適な深さを追求します。

そして、この焼目付けこそが、レーザー彫刻の仕上がりを一段階引き上げる重要な工程です。焼目付けを行う際には、意図的にレーザーの焦点をずらして照射します。これにより、レーザー光が太くなり、彫刻部分の周囲がより深く、濃いこげ茶色になります。この工程によって、製品全体のグレードが格段に向上し、より高級感のある仕上がりとなります。焦点をずらすことで、彫刻部分からはみ出して焼目が付くことがありますが、ここで先述の和紙アプリがその役割を果たし、余分な焦げ付きから木材の表面を保護します。また、焼目付けの際にもわずかに彫り込みが進むため、彫刻時の深さが多少浅くても調整が可能です。


 

仕上がりと耐久性、そしてカスタマイズの可能性

杉材の社名プレート

これらの工程を経て完成した木製製品は、彫刻部分が美しいこげ茶色に仕上がり、木材本来の温かみとデジタル彫刻の精密さが融合した、唯一無二の存在感を放ちます。

さらに、ご要望に応じて色入れを行うことも可能です。色を入れることで、製品の印象は大きく変わり、よりインパクトのあるデザインに仕上げることができます。社名プレートのように、会社の顔となるアイテムには、木製プレートの持つ温かみと、レーザー彫刻によるシャープな表現が非常にマッチします。

耐久性についても考慮されており、撥水効果のある水性ステインを塗布することで、多少の水分は弾くことができます。しかし、基本的には屋内でのご使用をおすすめします。屋外での使用も可能ですが、紫外線が直接当たる場所では劣化が早まる可能性がありますので、日陰での設置や定期的なメンテナンスが望ましいです。


 

価格と納期、そして木材の選択

 

参考価格として、厚さ12mmの木製社名プレート(50mm×270mm)のレーザー彫刻品は、1枚あたり3,000円(税別)から承っております。焼目付けをご希望の場合は、別途500円(税別)が加算されます。製作期間は通常1週間程度で、ご発注後10日以内にはお手元にお届けできるよう努めております。複数枚の製作をご依頼いただく場合は、単価を抑えることも可能ですので、お気軽にお問い合わせください。

木材の選択も、製品の仕上がりに大きく影響します。主にヒノキと杉を使用しておりますが、それぞれ異なる特性を持っています。

  • ヒノキ:杉よりもやや硬質な印象があり、きめ細やかな木目が特長です。木製名札など、繊細な表現が求められる製品に適しています。しかし、幅が広い一枚板の入手が難しいため、幅100mm程度のサイズが加工の限界となる場合があります。

  • :比較的柔らかく、大きな一枚板も入手しやすいのが特長です。その分、より大きなサイズのプレート製作にも対応可能です。

どちらの木材も、天然素材であるため、一点ごとに異なる木目や表情を楽しむことができます。レーザー加工の観点から言えば、木目が少ない方が彫りの深さが安定しやすいため、より均一な仕上がりを求める場合には考慮すべき点です。もしご希望のサイズで一枚板の入手が難しい場合は、集成材を使用することも可能です。集成材は、複数の木材を接着して作られるため、より大きなサイズや安定した品質の材料を提供できます。


 

高度な技術と細やかな配慮:品質へのこだわり

 

高品質な製品をお届けするために、細部にわたる配慮と技術が注ぎ込まれています。

レーザー加工の前に、木材の表面を紙ヤスリで丁寧に研磨し、滑らかに仕上げます。これは、和紙アプリの接着を良くするためだけでなく、最終的な製品の見た目の美しさにも直結するため、非常に重要な工程です。

また、小さい文字を彫刻する際には、彫りの深さを調整する技術が求められます。深く彫りすぎると文字が欠けてしまう可能性があるため、少し浅めに彫刻することで、繊細な文字でも鮮明に表現することができます。

レーザー彫刻と焼目付けが完了した後、穴あけや周囲のカットを行います。カット面は焦げ付きますが、加工後に紙ヤスリで丁寧に研磨し、焦げをきれいに除去します。お客様のご希望に応じて、焦げを残すことも可能ですので、お好みに合わせてお選びいただけます。


 

持ち込み商品への名入れ:多様なニーズに対応

釣り用品の網に名入れ彫刻

弊社では、お客様が持ち込まれた商品への名入れ彫刻も承っております。先日も、魚釣りに使用する網の持ち手部分にレーザー彫刻で名入れを行うご依頼をいただきました。このような変形した持ち込み品への加工は、非常に高度な技術と慎重さが求められます。木材の種類が不明な場合や、形状が複雑な場合は特に、失敗が許されないため、細心の注意を払って作業を進めます。

具体的には、特殊な方法で四点から中心を出し、そのサイズ内にレーザー彫刻を行うことで、形状の歪みに対応します。レーザー加工機は多様な形に対応できる汎用性を持っていますが、もちろん限界もあります。

持ち込み加工の際には、まずマスキングテープを加工サイズにカットし、加工位置に正確に貼り付けます。これにより、彫刻位置を正確に定め、材料への影響を最小限に抑えながらテスト彫刻を行うことが可能です。マスキングテープの四隅角をレーザー加工機に読み込ませることで、彫刻位置をミリ単位で調整し、精度の高い加工を実現しています。木材の種類が不明な場合は、弱めの出力から始め、徐々に調整しながら最適な条件を探っていきます。

釣り用品の網に焼目をつける

彫刻後には、同じデータを用いて焦点をずらし、焼目付けを施します。このようにして、持ち込み商品にもお客様の想いを込めたパーソナルな名入れが可能です。お客様に喜んでいただけるよう、一つ一つのご依頼に真摯に向き合い、最高の品質を目指しております。持ち込みでの名入れをご希望の場合は、事前に写真をお送りいただければ、対応可否を判断させていただきます。

釣り用品の網に名入れ彫刻


 

デザインデータとお問い合わせについて

 

レーザー彫刻をご依頼いただく際に、イラストレーターのデータをお持ちの場合は、メール添付またはファイル転送サービスにてお送りください。データをお持ちでない場合でもご安心ください。デザインに入れたい内容や、参考となる写真、イラストなどをメールでお送りいただければ、弊社でデータ製作を行います。手書きの原稿からでもデータ化が可能です。

基本的にデータ製作は無料で承っておりますが、製作に長時間要する複雑なデザインの場合には、別途データ製作費をいただく場合がございます。その際は、事前に必ずご連絡し、ご納得いただいた上で作業を進めさせていただきます。

レーザー彫刻に関する詳細情報やお問い合わせは、下記の弊社ホームページに掲載しております。

福岡のレーザー加工 https://seri-graphie.com


 

まとめ

 

レーザー彫刻は、木材の温かみとデジタルの精密さを融合させる、非常に魅力的な技術です。社名プレート、名札、料金表、会員登録証など、様々な用途でオリジナルの木製製品を製作することが可能です。

ご興味をお持ちいただけましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。お客様のイメージを形にし、唯一無二の製品をお届けできるよう、誠心誠意対応させていただきます。

 

MDF、ヒノキ、アルミ複合板、革をレーザー加工機で彫刻しました

【レーザー加工の魅力】MDF・ヒノキ・アルミ複合板・革まで幅広く対応!こだわりのプレート製作事例をご紹介

 

福岡市博多区で看板製作やレーザー加工を行っている【セリグラフィ】です。今回は、日頃手がけているレーザー加工プレートの製作例をご紹介いたします。40Wのレーザー加工機を使い、様々な素材に対応していますが、それぞれの素材には特性や注意点があります。実際の製作を通して得たノウハウをご紹介します!


■ MDF(中質繊維板)を使ったレーザーカット

MDFパズル

レーザー加工と相性が良く、頻繁に使用しているのがMDF(Medium Density Fiberboard)です。当店では厚さ5.5mmのものを使用しています。この厚みが、40Wのレーザーでちょうど綺麗にカットできる上限になります。

MDFプレート

MDFは木の粉を圧縮して作られた硬めの素材で、カットの際も安定した仕上がりになります。レーザー加工では、彫刻・焼き目加工・カットを一貫して行います。表面には和紙アプリを貼って加工することで、汚れ防止にもなり、見た目も美しく仕上がります。


■ ヒノキを使った木製名札の製作

木製名札の製作

名札製作にはヒノキ材を使用。ヒノキは木目がありながらも硬さが均一で、レーザー彫刻に適した素材です。名札は小さい文字を彫刻する必要があるため、解像度を最大にして文字の潰れや浅掘りを防いでいます。

それでも彫りが浅い場合は、出力やスピードの微調整を行い、最適なバランスで仕上げています。焼き目を付けることで、彫刻だけでは見えにくい文字もクッキリと浮かび上がります。


■ アルミ複合板で高級感あるプレート制作

アルミ複合板プレート

次に紹介するのは、黒いアルミ複合板を使用したプレート。金属自体に彫刻することはできませんが、塗装を削ることでシルバーと黒の2色のコントラストが生まれます。

彫刻部分はアルミがむき出しになり、汚れが残る場合があるため、シンナーで拭き取りを行っています。さらに、変色を防ぐためにラミネート加工を施します。カットはパネルソーで行い、エッジ部分には240番の紙ヤスリで仕上げ処理を行います。


■ 革素材へのレーザー彫刻も可能

革のネームタグ

革素材へのレーザー彫刻も承っております(※革は持ち込みによる材料支給制)。革は非常にデリケートな素材のため、加工時に周囲が汚れないよう、マスキングテープを使用して保護します。

今回は、通常使用している和紙アプリでは粘着力が足りなかったため、30mm幅のマスキングテープを丁寧に貼り、隙間なく対応しました。革は反りやすい素材なので、ガムテープで平らに固定するなど、加工精度を保つための工夫も欠かせません。


■ 加工実績多数!こだわりのレーザー加工はお任せください

私たちは日々、さまざまな素材に対応しながら、数多くのプレートを製作しています。素材の特性や厚みに合わせて、出力やスピード、解像度を細かく調整することで、お客様のご要望に応える高品質な製品をお届けしています。


■ お問い合わせ・詳細はこちらから

レーザー加工や看板製作に関する詳細・お問い合わせは、下記リンクよりご覧いただけます。お気軽にご相談ください。

レーザー加工詳細ページ
https://seri-graphie.com/laser/index.html

セリグラフィ(看板印刷・レーザー加工)
https://seri-graphie.com/
〒812-0895 福岡県福岡市博多区竹下1-9-5
 092-471-0178
seri77@k7.dion.ne.jp

SERI STORE(家紋切り絵・御朱印帳販売)
https://seristore.base.shop/


■ インクジェット印刷も対応可能!

当店ではレーザー加工だけでなく、インクジェット印刷による看板製作も行っております。捨て看板、アルミ複合板看板、ポスター、ステッカーなど、多彩なラインナップをご用意。ぜひ一度チェックしてみてください!

 
 

 

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家紋切り絵と御朱印帳販売SERI STORE

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インクジェット印刷での看板製作

レーザー加工以外でもインクジェット印刷で看板の製作を行っています。捨て看板、アルミ複合板看板、ポスター、ステッカーなど色々と製作しております。お時間がある方はアクセスして頂けると嬉しいです。

オリジナル感たっぷり!MDFの会員登録証をレーザー彫刻で製作する方法

オリジナル感たっぷり!MDFの会員登録証をレーザー彫刻で製作する方法

MDFレーザー彫刻プレート

今回は、定期的にご依頼をいただいている**「MDFの会員登録証」**の製作工程をご紹介します。レーザー加工を使ったこの手作り感満載のプレートは、名札やノベルティにもぴったり。オリジナル性が高く、木の温もりを感じられる仕上がりになります。

使用する素材:厚さ5.5mmのMDF

MDF(中密度繊維板)は木くずを圧縮して作られた素材で、加工しやすくレーザーとの相性も抜群。ただし屋外には不向きなので、室内用としての使用をおすすめしています。今回のプレートは**B5サイズ(182×257mm)**に加工しています。

カット工程:和紙アプリで保護しながら

MDFレーザーカット

表面に中粘着タイプの和紙アプリを貼り、レーザーで正確にカットしていきます。カットには40W出力のレーザー加工機を使い、出力90・スピード0.7の設定で確実に貫通させています(機種によって調整が必要です)。

また、裏面にキズがつかないよう15mm程度浮かせてカットしています。これにより、レーザーの跳ね返りを防ぎ、美しい裏面を保つことができます。もし多少のキズがあっても、紙ヤスリで簡単に取り除けます。

彫刻工程:位置合わせと焼目付け

MDFレーザー彫刻

彫刻はMDFの中央に来るよう位置決め棒で微調整。誤差は1mm以内なら許容範囲です。高精度にしたい場合は専用の枠を使うとズレなく彫刻できます。

レーザー彫刻焼目付け

そしてオプションとして人気なのが焼目付け。通常の彫刻よりも出力を少し弱め、レーザーの焦点をずらして焼き色を加えます。これにより、木のぬくもりを感じる濃い茶色の文字が浮かび上がり、高級感のある仕上がりになります。

ただし、和紙アプリを貼らずに焼目を入れると、ぼやけた印象になるため注意が必要です。

和紙アプリの剥がし作業

和紙アプリ剥がし

加工が終わったら、ミシン針と拡大鏡を使って和紙アプリを丁寧に剥がしていきます。シャープペンの軸にミシン針を入れると持ちやすくなり作業が楽です。仕上がり確認を兼ねて、手で剥がし残しがないかチェックします。細かい作業なので、肩こりや目の疲れには十分注意を。

ステインでコーティングして完成

透明ステイン塗り

最後の仕上げとして、水性ステインを使い、表面・裏面・側面を筆と小型ローラーで塗っていきます。MDFは水性ステインを吸収しやすいため、ムラになりにくいのが特徴です。

レーザーカット面には煤が残ることがありますが、ステインでコーティングすれば手触りもなめらかになり、汚れも付きにくくなります。乾燥後、筆やローラーは水洗いして再利用可能。きれいに整えれば繰り返し使えます。

まとめ:MDFの会員登録証は手間と工夫で魅力的な仕上がりに!

レーザー彫刻会員登録証

このように、MDFの会員登録証は細やかな工程と工夫を重ねることで、他にはないオリジナル感と温かみのある仕上がりが実現できます。小さな文字も綺麗に彫刻でき、名札や店舗のノベルティとしても大好評

最近ではホームセンターでもレーザー加工機を見かけるようになりました。手間はかかりますが、道具と工夫次第でDIYも可能です。興味がある方は、ぜひ一度チャレンジしてみてください。

ご相談やご依頼もお待ちしております!


📩 お問い合わせ先
【看板印刷・レーザー加工のセリグラフィ】
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TEL:092-471-0178
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WEB:https://seri-graphie.com/
ダンプラ看板ページ:https://seri-graphie.com/danpura/


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