【新築物件に最適】ダンプラ看板製作の工程と選ばれる理由

【新築物件に最適】ダンプラ看板製作の工程と選ばれる理由

新規住宅のダンプラ看板を製作中

住宅メーカー様よりご依頼をいただき、新規戸建の販売に使用される「ダンプラ看板」の製作を行いました。今回は、納期のご希望に合わせてスピーディかつ丁寧な対応を心がけながら仕上げた工程や、ダンプラ素材の特徴・価格についてご紹介いたします。

目次

  1. ダンプラ看板とは?

  2. 製作工程の流れ

  3. 素材選びのポイント

  4. サイズと価格一覧

  5. 使用用途と耐久性

  6. お客様のニーズへの対応

 

1. ダンプラ看板とは?

ダンプラ(ダンボールプラスチック)は、軽量かつ丈夫でコストパフォーマンスに優れた看板素材です。特に短期的な使用や低予算での施工に適しており、屋外でも一定期間使用可能なため、住宅メーカー様や不動産関係のお客様に人気があります。

 

2. 製作工程の流れ

今回は、福岡の住宅メーカー様より緊急のご依頼を受け、迅速に製作を開始しました。

  • 印刷準備:入居者募集のポスター制作中でしたが、急遽出力の準備へ切り替え。印刷データ作成・インクジェットのメディアセット・ヘッドクリーニングなどを経て印刷開始。
    25年7月現在はEPSONのR5050のインクジェットを使用しております。レジンインクを搭載しています。環境にやさしい水性ベースのインクですが、ラミネート加工なしで最大3年の対候性があります。

  • 出力工程:濃紺ベースの出力はインク乾燥に配慮しながら仕上げました。約2メートルの出力は短時間ながら慎重に対応。

  • ラミネート加工:UVカットマットラミネートを施し、光の反射を抑え、視認性を向上。

  • 貼り付け作業:厚さ5mmのダンプラに手貼り後、ラミネート機で再圧着し糊を定着。

  • 仕上げ:カット・ハトメ加工を施し完成。

 

3. 素材選びのポイント

看板の使用期間や設置環境に応じて素材選定を行います。今回は、

  • 使用期間が不定期

  • コストを抑えたい といった要望から、5mm厚のダンプラを選択しました。必要に応じてアルミ複合板への変更も可能です。

 

4. サイズと価格一覧(税別・UVラミネート加工込)

新規住宅のダンプラ看板マットラミネート加工

サイズ(mm) 価格(1枚)
600×900 ¥4,500
450×600 ¥3,100
900×1800 ¥9,000
 

※ハトメ加工は+¥50(四隅)

製作枚数が増えることで単価が下がります。多品種でも合計枚数で価格が決まるため、小ロットからでも対応可能です。

 

5. 使用用途と耐久性

ダンプラは工事現場、展示会、イベントなど幅広く活用されています。屋外でも3〜5年程度色褪せの心配が少なく、ラテックスインクによる印刷で塩ビ糊との相性も良好。軽量のため両面テープなどで屋内設置も可能です。

 

6. お客様のニーズへの対応

弊社では、お客様のご予算、使用目的、納期に応じて最適な提案をいたします。緊急対応可能な在庫も備えており、日々の製作の様子はホームページやInstagram(@seri-graphie)にて随時更新しております。

 

ご不明な点や納期希望などがございましたら、お気軽にお問い合わせください。現場で輝く1枚をご提案いたします。

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足場の安全第一看板と野菜販売の軽量ターポリン看板

軽量ターポリンビニール看板

野菜販売のテーブルの前面に付ける看板

野菜販売の軽量ターポリン看板

野菜を販売しているお客様からのご依頼でした。

最初はユポ紙を使って製作する予定でしたが、インクジェットの調子が悪くミスを繰り返していたら材料がなくなってしまいました。お客様に連絡して材料の変更をお願いしました。理由を説明したら承諾してもらいました。

調子が悪かった原因はイエローのインクが少なくなって供給が上手く出来ていなかったみたいです。新しいインク変えたら良くなってきました。今は順調に動いています。

軽量ターポリンに出力してラミネート加工を行います。軽量ターポリンは強度が弱く厚さが薄いのでラミネート加工を行っております。表面が少し凹凸があるのでラミネート加工はゆっくりと少し熱をかけながらします。
最後に周囲をカットして完成です。

お客様から好評と連絡を頂きました。
これが一番嬉しい言葉です。
またたくさん野菜が売れたら嬉しいです。
マレブル様ご注文ありがとうございました。
mareblu.jp

ユポ紙ポスターの詳細はホームページに掲載しています。
https://seri-graphie.com

足場会社の安全第一ダンプラ看板を製作

安全第一看板のダンプラにシート貼り

ダンプラ看板の製作工程です。
デザイン会社さんからのご依頼です。新規のお客様になります。
3週間くらい前にホームページページから見積り依頼のお問い合わせがありました。写真が添付されていたので参考にして見積りしました。写真では厚さ3ミリのダンプラで製作されていたので厚さ3ミリと5ミリで見積りし違いを説明しました。
それから1、2週間経って連絡があり製作になりました。これからデータ制作に入るとの事で注意点をいくつか聞かれました。おそらく今後のこともあってだと思います。

デザイン会社さんだけあってキチンとしたデータを入稿して頂きました。簡単に印刷用のデータしてインクジェットで出力しました。
UVカットグロスラミネート加工して厚さ5ミリのダンプラに貼り込みです。
残りの作業はカットとハトメ加工になります。

この看板をきっかけに今後もいいお付き合いが出来ればと思います。そのためには綺麗な看板を仕上げお届けすることだと思っています。

ダンプラ看板の詳細はホームページに掲載しております。
https://seri-graphie.com

足場用の安全第一ダンプラ看板にハトメ加工

シート貼りが終わってカッターでカットしたら四隅にポンチで穴あけします。穴あけの位置をデータに制作時に付けて印刷しました。
ポンチは直径111ミリを使用しました。厚さ5ミリのダンプラの時はハトメの内径より1ミリ大きい方が穴に入れやすいので作業しやすいです。
両面ハトメを使っています。専用の工具をゴムハンマーで叩いてカシメます。ハンマーがはじかれないように打ったら止める感じでする上手くいきます。
ハトメ加工することで穴補強ができしっかりと固定でき風が強い時でも安心することができます。ハトメ加工がないとダンプラが切れてしまうことがあります。

ハトメ加工が出来れば完成です。梱包して出荷です。

初めての取り引きするお客様なので受け取って使ってもらうまではなんとなく心配です。使って頂けるとダンプラ看板の良さが分かってもらえると思います。
時々、ちょっと間が空いて連絡があるとドキドキします。大体はお礼のメールだったりしますが、稀にデータ制作ミスでやり直しのこともあります。
データチェックはしっかりしていますが、人間なので抜けてしまうこともあります。ミスは仕方ないのでその後対応が大切です。

足場用の安全第一看板を製作しましたが、ダンプラは他にも展示用のパネルやイベント告知や店舗のオープン看板などにも使われます。屋内外で使えるので便利です。軽いので取り付けや持ち運びも簡単です。
ダンプラ看板は住宅の工事現場で良く使われているので見たことがない方はそこで確認できます。

ダンプラ看板の詳細はホームページに掲載しています。
https://seri-graphie.com

日々の製作内容は下記に掲載しております。
https://serigraphieblog.shopinfo.jp/

野菜販売の軽量ターポリン看板は販売用のテーブルが寂しかったらしいので、
テーブルの前面に付けて使います。マレブル様からのご依頼でした。
https://mareblu.jp/
美味しそうな野菜がたくさんあります。


ダンプラ看板は工事現場でよく使われています。またいつもご依頼がある塗料メーカーさんからもご注文がありました。外壁、屋根などの塗料メーカーさんのアステックペイントです。色々な種類があるみたいです。リフォームを考えの方は参考になることもあると思います。
九州南部で大雨の警報が出ています。お客様の近くではないですが心配です。
早く大雨が去ってくれたらと思います。

入居者募集のユポ紙ポスターと透明アクリルの色入れと木製プレートの準備

ユポ紙ポスターの印刷

入居者募集のユポ紙ポスターのインクジェット出力

入居者募集のユポ紙ポスターをインクジェット出力

ノンコートのユポ紙を使っています。インクジェット用ではなく一般的なものになります。インクジェット用はインクが定着するようにコーティングされています。そのため材料代の高くなっています。
ノンコートのユポ紙にインクジェットで出力できる機種は限られます。ラテックスインクは使用可能ですが、温度設定をきっちりする必要があります。ここの調整が上手く出来れば綺麗に出力できます。今回の用に赤ベタがあるとインクがなかなか乾かないので要注意です。このメディアを使えると低価格で合成紙に印刷できるようになります。

今回は入居者募集のユポ紙ポスターを600ミリ×900ミリサイズで100枚製作します。
UVカットマットラミネート加工仕上げです。
ユポ紙は熱に弱いですが、水に強いので屋外でも使えます。
このような看板はターポリンを使うこともありますがユポ紙の方が軽いので使い方によってはユポ紙の方がいい場合があります。
例えばガラスに貼る時は、内側から少しのテープで簡単に設置できます。またUVカットラミネート加工しているのでインクの色あせも心配ありません。
使う場所などによって材料を選択してその時にあった看板を製作することをオススメします。

ユポ紙は熱で伸びてシワになりますが、UVカットラミネート加工が出来るため色あせ防止できるのでターポリンよりもオススメしております。

ユポ紙ポスターの詳細はホームページに掲載しています。
https://seri-graphie.com

透明アクリルのサンプルを製作

透明アクリルにレーザー彫刻後色入れ

透明のアクリルに色入れするのですが、裏彫りして表から見るようにします。
レーザー彫刻にはキャスト版のアクリルがよく使われます。キャスト版は樹脂を流し込んで製作され、アルコールなどに強くクラック(ひび割れ)が発生しにくいです。レーザー彫刻すると白くなります。

押し出し版はローラーで押し出されて製作されアルコールに弱くクラックが発生しやすいです。レーザー彫刻すると半透明になります。

今回は色入れをしたいのでレーザー彫刻で半透明になる押し出し版の厚さ5ミリを使いました。
少し深めにレーザー彫刻して色入れします。最初は和紙アプリを貼ったまま色入れをしましたが剥がしてからも修正を行うので全部剥がしてから色入れしてもよさそうです。

白と黒はナフコのPB商品の多用途塗料で赤と青は関西ペイントのパピオカラーを使いました。色入れしたあとはアルコールで拭きますが、押し出しを使っているので今回は弱アルカリ性のクリーナーで拭きました。
アルコールよりも塗料の取り除きは大変ですがクラックは発生せずに出来ました。
アルコールを希釈して使ってもいいと思います。

違う塗料を使いましたが関西ペイントの方が使い勝手が良かったです。乾燥すると塗料に粘りがなく和紙アプリが剥がしやすかったです。

細かなところの色入れが上手くできないこともありまだまだ練習が必要です。大きい文字や英数字は出来そうです。

レーザー彫刻の詳細はホームページに掲載しています。
https://seri-graphie.com

木製プレート製作の準備

杉材に撥水効果の水性ステインを塗る

厚さ15ミリの色入れレーザー彫刻木製プレートの製作依頼があったので板の準備をしました。

杉を丸鋸でカットしました。2ミリ程度大きめにカットしています。ヤスリでサイズの調整をします。
60、120、240番の順番で削っていきます。
余っているアルミ複合板に両面テープで紙ヤスリを貼って削っています。これで平らに削ることができます。ここでサイズの調整も一緒に行いました。

綺麗に仕上げた杉をレーザー彫刻する前に透明の水性ステインを塗ります。各面3回ローラーを使って塗りました。先にステインを塗るのは後で色入れする時に色が滲まないようにです。ステインは材木に染み込むタイプで撥水効果があります。少々の水分ははじくようになります。
しっかり乾燥させてレーザー彫刻する面にマスキングテープを貼ります。

レーザー彫刻の詳細はホームページに掲載しています。
https://seri-graphie.com

日々の製作内容は下記に掲載しております。
https://serigraphieblog.shopinfo.jp/

ミマキのラテックスインクジェットを使っています。
切り替えの時期が近づいているみたいです。最近ちょこちょこトラブルが発生します。
インクの目詰まりやメディア搬送やインクカートリッジの認識などあります。
短い時間の印刷は特に問題はありませんが長時間使うとうまくいかないことがあります。気温や湿度や静電気などの環境の可能性もあります。
出来ればもう少し動かしたいです。コロナで売り上げも上がらないのでまた仕事が動き出しらと思っています。トラブルの原因が分かればいいのですが。
切り分けながらトラブルの原因を探ってみたいと思います。

陸上競技教室、美容院の看板製作と入居者募集ポスターをラミネート加工

ユポ紙ポスターの製作

入居者募集ユポ紙ポスターをラミネート加工

入居者募集ポスターをUVカットマットラミネート加工

入居者募集のユポ紙ポスターがやっと終わり近づきました。こんな時は一気に出力をしたいです。メディアの交換作業は少し時間がかかるので。でも他の仕事がいくつか決まって結局はメディアの交換をしました。
600ミリ×900ミリの出力とラミネート加工は一週間くらいかかりました。カットまで終わっています。残りは裏面の四辺に両面テープを貼る作業です。

ユポ紙はメーカーの商品名で合成紙の一種です。樹脂ベースでできた材料なので水に濡れても大丈夫です。簡単に破れたりしないので長く使うポスターに適しています。

ユポ紙ポスターの規格サイズの価格は
450×600サイズは1枚で1000円(税別)
600×900サイズは1枚で2000円(税別)
UVカットラミネート加工込みの価格です。
枚数が増えると単価は下がります。納期は発注後10日以内で着になります。
製作枚数やサイズによっては納期が変わることもあります。希望納期がある場合は事前にご連絡お願いします。

今回、製作依頼があった不動産屋さんはリピートでユポ紙にされました。元々はターポリンで製作していたみたいですが色あせと両面テープの剥がれを気にしていました。
薄いユポ紙をご提案しました。今回が二回目の発注ですが、前回は3年くらい前になると思います。長く使えるので高評価して頂きました。無地の板に貼って使われています。

このお客様の最初はポリセームのシルクスクリーン印刷でこちらも色あせを防止したい相談があってUVカットラミネート加工を提案して製作しました。この看板も4年以上は使われています。
看板用のUVカットラミネートはかなり優秀です。単価はちょっと高くなりますがコスパはいいです。

ユポ紙ポスターの詳細はホームページに掲載しています。
ユポ紙ポスターの価格

ジュニア陸上競技教室の看板を製作

ジュニア陸上競技教室の看板

ジュニア陸上競技教室の看板を製作したセリグラフィの谷です。

アルミ複合板、ダンプラ、ポリセームの看板を製作しました。
3種の看板を使われてからどの材料かいいか判断されます。使用してみるのが一番分かると思います。お客様にはできる限り材料の説明はしますが百聞は一見にしかずです。
3種とも角丸でダンプラとポリセームはハトメ加工です。アルミ複合板は穴加工です。

3種とも特徴は違っています。
アルミ複合板丈夫です。ダンプラは軽いです。ポリセームは曲がります。
この特徴を活かせる使い方をするのが間違いないです。ご予算に合わせて材料を選ぶのもよくあります。
こちらで使っている糊付塩ビシートもそれなりにいいものでラテックスインクで印刷しているので材料にダメージはなく長持ちします。

インクジェットはラテックスインクを使用しているので
塩ビシートの糊にダメージを与えることがほとんどなく性能を最大限に引き出してくれます。
屋外でも3~5年程度は色あせの心配はありません。

コロナで以前より地域密着になった感じがします。地域の人たちに活動を看板でアピールすることも大切だと思います。

看板の製作についてホームページに掲載しています。
福岡の看板印刷

美容院のメニュー看板を製作

美容院のメニュー看板

アルミ複合板看板の製作です。
看板の製作にはエイブリーデニソンの3000番シリーズの糊付塩ビシートを使ってインクジェットで出力しています。
この製作から新品を使いました。最初は特に気にしていなかったのですが、なんか印刷がおかしくて気になっていました。近くで見てみると少しインクをはじいていました。何回印刷しても同じなので材料の差し替えを依頼しました。すぐにに対応して頂き助かりました。メーカーと材料屋さんのハマジさんに感謝です。トラブル時の早い対応は嬉しいです。
ドラブルの原因は製造工程で起こるものらしいです。どういった時に起こるかも教えて頂きました。ラテックスインクでなければ印刷できたかもしれません。

アルミ複合板で300×300サイズは1枚の価格は3000円(税別)です。
450×600サイズは1枚で4500円(税別)
600×900サイズは1枚で6000円(税別)
枚数が増えると単価は下がります。納期は発注後10日以内で着になります。
製作枚数やサイズによっては納期が変わることもあります。希望納期がある場合は事前にご連絡お願いします。
塩ビシートも差し替えしてインクの着弾も問題ありませんでした。印刷後はUVカットマットラミネート加工をして周囲巻き込みでアルミ複合板に貼って完成です。

製作にはちょっと時間がかかってしまいましたが皆さんの協力があり無事に終わりました。

アルミ複合板看板の詳細はホームページに検索しています。
アルミ複合板看板の価格

日々の製作内容は下記に掲載しております。
福岡の看板・プレート印刷

オリンピック前に東京が緊急事態宣言になりました。
東京にもイベントをしているお客様がいるので心配です。ワクチン接種も進んでいるとは思うのですがなかなか収束に近づかないです。
今のところこちらも何とかなっていますがこのままこの状態が続くと本当にどうなるか分からないです。少しでも早く落ち着てくれることを祈るしかありません。
まだまだ大変な状況が続きますが知恵を絞って乗り越えたいと思っております。
コロナが落ち着いてからはストレス発散の観光、イベントなどがあると信じてコツコツと頑張るしか今はなさそうです。

自立する厚さ45ミリの杉の木製社名プレートを製作

自立する杉の社名プレート製作ため表面をヤスリがけしているところ

レーザー彫刻で使用する杉材をカットしてヤスリで仕上げました。
厚さ45ミリの杉材をもらって使っていなかったのでこれでサンプルを作ろうと準備をはじめました。
サンプルはレーザー彫刻の色入れですが、赤色と青色を使います。目的としては下地に白なしでも大丈夫か判断するためです。

杉をレーザー加工機でカット用の印を入れました。この印に合わせて丸鋸でカットします。厚い材料をカットしたことがないので練習だと思ってやってみました。
15ミリ程度厚さでは綺麗に切れますが厚くなると思った以上に刃が進まず大変でした。

元々割れ目があったり、キズや凹みがある材料なので出来るだけ綺麗に仕上げました。
60番、120番、240番のヤスリで削りました。

杉に青の色入れをしているところ

カットしてヤスリがけした杉に水性の透明ステインを塗ります。ステインは撥水効果があるので色入れ前に必ず行います。色入れする塗料が滲まないようにするためです。
ステインを3回重ね塗りしました。杉にステインを染み込ませることと表面に艶出ていい感じになります。塗って乾かすの作業を各面に行うので時間がかかります。

彫刻する面にマスキングテープを貼ります。色入れする時の保護です。彫刻でマスキングテープがなくなったところに色入れします。それとヤニで彫刻部分の周辺が汚れないように保護してくれます。

レーザー彫刻はちょっと深め彫りたいので2回連続で同じものを彫刻します。
ステインの染み込んでいない部分まで彫るためです。一回で深く彫ってもいいですが2回連続で彫刻した方が綺麗な感じがするからです。レーザーは一定の力で材料を焼きながら彫るので硬さな違いで深く彫れたり浅くなったりします。

彫刻後に色入れをしますがその前にシーラーを彫ったところに塗ります。塗料の色塗りしやすくなることと滲み防止です。筆で塗ります。マスキングテープがあるので多少のはみ出しは大丈夫です。シーラーの感想が終わったら色入れです。

ここまで結構時間がかかりましたが待つ時間多いので空いた時間を上手く使いながらやっています。

色入れは赤と青を初めてしました。
筆とローラーを使って塗っていきます。筆で色を材料に付けてローラーで綺麗に伸ばします。一回では綺麗に塗れないので乾燥して重ね塗りをします。

赤と青の色入れした杉の木製社名プレート

マスキングテープを剥がして彫刻のフチに残っている塗料を紙ヤスリを使って取り除いたら完成になります。
ここで何か気になるので色入れ部分をじっくり見てみると塗料にひび割れが発生していました。綺麗に色が付いていなかったことが原因だと思います。ミスがわかったので修正にかかります。
文字の部分なので細い筆を使うのが難しいので針先に塗料を付けてひび割れを消していく方法にしました。拡大ルーペメガネをして少しずつひび割れに塗料を付けていきました。出来るだけはみ出さないように落ち着くことが大事です。同じ作業を繰り返しひび割れの修復が終わりました。学芸員の方達が絵画などの修復している映像に似ていたと思います。結構な時間をかけて修復していたと思います。
このトラブルのおかげで修復方法を覚えることができたのでプラスにしたいと思います。

とりあえず赤と青の色入れが完成できたのでよかったです。白を使わなくても色味が変になることもわかったのでおそらく他の色でも大丈夫だと思います。

お問い合わせは下記のホームページにメールアドレスを掲載しております。
レーザー彫刻の詳細は下記のホームページ掲載しております。
https://seri-graphie.com/laser/index.html

日々の製作内容は下記に掲載しております。
https://serigraphieblog.shopinfo.jp/

アクリルの色入れにも挑戦して致します。白のアクリルに色入れは特に難しくはないと思っています。透明のアクリルに色入れが難しいと思っています。
レーザー彫刻以外でもインクジェット出力をした看板の印刷も行っています。