【製作実績】健康体験イベントを彩る!株式会社フジ医療器様ターポリン幕製作事例

【製作実績】健康体験イベントを彩る!株式会社フジ医療器様ターポリン幕製作事例

健康イベントで使用するターポリン幕


 

目次

 

  • 健康機器のパイオニア、株式会社フジ医療器様からのご依頼
  • イベントの顔となる大型ターポリン幕の製作
  • ターポリン素材の優位性:屋外イベントに最適な耐久性と耐候性
  • 高品質を支える印刷技術と環境配慮
  • 確かな品質を実現する仕上げ加工
  • イベント看板としてのターポリン幕のメリット
  • ターポリン幕製作の参考価格と幅広い対応
  • セリグラフィが提供する高品質な看板製作
  • お問い合わせ・ご相談先

健康・美容機器の分野において、常に革新を追求し続ける企業、株式会社フジ医療器様。健康体験イベントで使用するターポリン幕の製作いたしました。本記事では、その製作実績の詳細と、ターポリン幕がイベントツールとしていかに優れているかをご紹介いたします。


 

健康機器のパイオニア、株式会社フジ医療器様からのご依頼

 

株式会社フジ医療器様は、1954年に世界で初めて量産型マッサージチェアを開発して以来、日本の健康機器業界を牽引されてきたパイオニア企業です。マッサージチェアをはじめとする健康・美容機器の開発、製造、販売を一貫して手掛け、人々の健康と豊かな生活に貢献されています。長年にわたる技術と信頼の蓄積は、同社の製品に対する高い評価に繋がっています。

今回のご依頼は、健康体験イベントにおいて使用されるターポリン幕の製作でした。イベント会場の顔として、来場者に強い印象を与え、イベントの雰囲気を高める重要な役割を担う媒体です。


 

イベントの顔となるターポリン幕の製作

 

今回製作させていただいたのは、幅1,000mm×長さ5,000mmというサイズのターポリン横断幕です。視認性も高く、会場においても来場者の目を引きつける効果が期待できます。

過去に製作された既存のデザインデータを基に、今回のイベントサイズに合わせてレイアウトを調整し、再製作を行いました。印刷面には、縫製工程で必要となる縫い代部分も事前に含めて設計することで、最終的な仕上がりの美しさと寸法の正確性を確保しています。このような細部への配慮が、高品質な製品を生み出す上で不可欠であると考えております。


 

ターポリン素材の優位性:屋外イベントに最適な耐久性と耐候性

 

イベント用の幕材として「ターポリン」が選ばれるのには明確な理由があります。ターポリンは、ポリエステル繊維を基材とし、その両面に塩化ビニール樹脂をコーティングして製造される複合素材です。この構造により、一般的な布地や紙素材と比較して格段に高い耐久性と耐候性を備えています。

具体的には、以下のような特性が挙げられます。

  • 優れた耐水性: 雨水や湿気に対して非常に強く、屋外での設置中に雨に降られても、素材が劣化したり印刷が滲んだりする心配がありません。
  • 高い耐久性: 引き裂きや摩耗に強く、強風などによる負荷にも耐えうる堅牢さを持っています。イベント会場での設営・撤収時や、繰り返しの使用にも耐えうるため、長期的な視点で見ても非常に経済的です。
  • 長期的な使用が可能: 紫外線や温度変化にも強く、屋外環境下でも長期間にわたって色褪せや劣化が起こりにくい特性があります。

これらの特性から、ターポリンは屋外でのイベント、展示会、工事現場の仮囲い、店舗の横断幕など、多岐にわたる用途で活用されています。


 

高品質を支える印刷技術と環境配慮

ターポリン幕を製作するためにインクジェットで印刷

セリグラフィでは、ターポリン幕の印刷に、最新のEPSON製**「R5050プリンター」**を導入しております。このプリンターは、1200×1200dpiという高精細な解像度での印刷が可能であり、フジ医療器様のイベント幕に求められる複雑なロゴや詳細な情報も、非常に鮮明かつ美しく表現することを可能にしました。

使用するインクには、**水性ベースの「レジンインク」**を採用しています。このインクは、従来の溶剤系インクと比較してVOC(揮発性有機化合物)の排出が少なく、環境負荷を低減できる点が大きな特長です。同時に、印刷物の耐候性においても優れており、最大で3年間の屋外耐候性を有しています。これにより、イベント期間中はもちろんのこと、その後も繰り返し使用されることを想定した品質が確保されています。環境に配慮しつつも、妥協のない高品質な印刷を実現します。


 

確かな品質を実現する仕上げ加工

周囲ロープ入り縫製、ハトメ加工したターポリン幕

印刷されたターポリン幕は、その後の仕上げ加工によって製品としての完成度が高まります。セリグラフィでは、信頼のおけるパートナーである株式会社三谷様に、縫製およびハトメ加工をご依頼いたしました。

具体的には、以下の工程が丁寧に行われています。

  • 周囲の縫製(ロープ入り): 幕の周囲をしっかりと折り返し、内部に補強用のロープを挿入した上で堅牢に縫製されています。これにより、幕全体の強度が増し、引っ張りや風圧に対する耐久性が格段に向上します。
  • ハトメ加工: 設置時にロープやS字フックなどを通すためのハトメは、**500mmピッチ(50cm間隔)**で均等かつ丁寧に加工されています。適切な間隔でハトメを配置することで、幕を均一に展張でき、シワやたるみを防ぎながら美しく掲示することが可能となります。

これらの仕上げ加工により、フジ医療器様のイベント幕は、その設置時の強度と美観が十分に確保され、イベント会場で最高のパフォーマンスを発揮できる製品となりました。今回は同一デザインのターポリン幕を2枚製作しました。


 

イベント看板としてのターポリン幕のメリット

イベント用ターポリン幕

ターポリン幕は、イベント用看板として非常に多くのメリットを有しています。

  • コストパフォーマンス: 大判サイズでありながら、比較的低価格で製作が可能です。他の大型看板と比較しても初期費用を抑えることができます。
  • 再利用性: 適切な保管(紙管などに巻いて保管)を行うことで、複数回のイベントで繰り返し使用することが可能です。これにより、長期的に見ると非常に経済的な投資となります。
  • 設置・撤収の容易さ: 軽量で柔軟なため、設営・撤収作業が比較的容易です。専門的な機材を必要とせず、短時間で設置・撤去が行える点は、イベント運営において大きな利点です。
  • 高い視認性: 大判印刷に適しており、遠くからでもメッセージやデザインが明確に伝わるため、集客効果が期待できます。

これらの特性から、ターポリン幕は、展示会、セミナー、スポーツイベント、お祭りなど、様々な規模のイベントにおいて、効果的なプロモーションツールとして選ばれています。


 

ターポリン幕製作の参考価格と幅広い対応

 

今回製作させていただいたフジ医療器様のターポリン幕(1000mm×5000mm)の参考価格は、**1枚あたり21,000円(税別)**となっております。

※価格は印刷面積、加工内容、枚数などの仕様によって変動いたしますので、詳細なお見積もりについてはお気軽にお問い合わせください。

セリグラフィでは、標準的なターポリン幕の他にも、風通しを良くしたメッシュターポリン幕(強風地域や足場幕などに最適)や、屋内イベントや店舗内装に適したタペストリーなど、お客様の様々な用途に応じた製品の製作を承っております。屋外・屋内問わず、イベントや展示会、販促活動において、効果的なビジュアルツールとしてご活用いただけます。


 

セリグラフィが提供する高品質な看板製作

 

セリグラフィは、お客様の「伝えたい」を形にするためのパートナーとして、高品質な看板印刷とレーザー加工を提供しております。今回ご紹介したフジ医療器様のターポリン幕製作においても、細部にまでこだわり、お客様の期待を超える製品をお届けできるよう努めました。

お客様のご要望を丁寧にヒアリングし、用途や予算に合わせた最適な提案を行います。デザインデータの作成から、印刷、各種加工、そして納品まで、一貫してサポートさせていただきますので、ご安心ください。


 

お問い合わせ・ご相談先

 

ターポリン幕の具体的な仕様や価格、その他看板製作に関するご質問などがございましたら、下記の連絡先までお気軽にお問い合わせください。

ターポリン幕の詳細はこちら: https://seri-graphie.com/tapo/


看板印刷・レーザー加工のセリグラフィ
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【製作事例紹介】角打ちメニューに最適!柔軟で割れにくい「ポリセーム看板」の魅力とは?

【製作事例紹介】角打ちメニューに最適!柔軟で割れにくい「ポリセーム看板」の魅力とは?

角打ちメニュー看板


 

目次

  • 「角打ちメニュー看板」に最適な新素材、ポリセームとは?
  • 柔軟性と耐久性を兼ね備えたポリセームの魅力
  • 鮮やかな発色と高耐久性を実現する印刷技術
  • 美しさを長持ちさせるUVカットマットラミネート加工
  • 誰でも簡単に美しい仕上がりに!エアフリー構造の秘密
  • 製作事例のご紹介:角打ちメニュー用A1サイズポリセーム看板
  • ポリセーム看板の価格とオーダー方法
  • まとめ:セリグラフィにお任せ!オリジナルのポリセーム看板

「お店の顔」とも言える看板。特に飲食店や小売店にとって、お客様の目を引き、魅力を伝える看板は非常に重要な役割を担っています。しかし、屋外に設置する看板は、雨風や紫外線にさらされやすく、劣化や破損が避けられないといった課題も。

そんなお悩みを解決するのが、今回ご紹介する**「ポリセーム看板」**です。実際に角打ちメニュー用に製作した事例を交えながら、その優れた特性と製作の裏側を詳しく解説します。


 

「角打ちメニュー看板」に最適な新素材、ポリセームとは?

 

今回、角打ちメニュー用に製作をご依頼いただいたのは、A型看板に差し込んで使用するタイプの看板です。一般的な看板素材では、軽量化や耐久性の面で課題があることも少なくありません。そこで採用したのが、**積水成型工業が製造する「ポリセーム」**という新素材です。

ポリセームは、ポリプロピレン(PP)を主原料とした樹脂系のシートで、その最大の特徴は**「厚さ約1mm」という薄さと、「適度な柔軟性」そして「割れにくい」**という優れた特性です。

従来の硬質な看板素材に比べて、非常にしなやかでありながら、衝撃に強く、割れる心配がほとんどありません。万が一落としてしまっても破損しにくいため、日常使いの安心感が格段に向上します。


 

鮮やかな発色と高耐久性を実現する印刷技術

ポリセーム看板を製作するためにインクジェットで糊付き塩ビシートを印刷

セリグラフィでは、お客様の看板が最高の状態で仕上がるよう、素材選びから印刷方法まで徹底的にこだわっています。ポリセーム看板の印刷には、株式会社ハマジ製の中長期用糊付き塩ビシートを使用しています。このシートは耐候性が3〜5年で、屋外での長期間の使用にも耐えうる品質を誇ります。

印刷機には、EPSONの「SC-R5050インクジェットプリンター」を導入。このプリンターは、1200×1200dpiの高解像度印刷を可能にし、写真のようなグラデーションや細かな文字、イラストも驚くほど鮮明に再現します。これにより、お客様に伝えたいメニュー内容や商品情報が、くっきりと美しく表示され、視覚的な訴求力を最大限に引き出すことができます。

さらに、使用するインクは環境に配慮した水性ベースの「レジンインク」です。このインクは、最大で屋外3年相当の耐候性を持っており、強い日差しや雨にさらされても色褪せしにくいという特性があります。美しさが長持ちするだけでなく、地球環境にも優しい、持続可能な看板製作を実現しています。


 

美しさを長持ちさせるUVカットマットラミネート加工

ポリセーム看板を紫外線から守るUVカットラミネート加工

看板の美しさを長期間保つためには、印刷後の加工も非常に重要です。印刷後にUVカット機能付きのマットラミネートを施しています。

このラミネート加工は、紫外線からインクの色褪せを防ぐための必須工程です。特に屋外に設置される看板は、日中の紫外線に常にさらされるため、このUVカット機能がなければ数ヶ月で色が薄くなってしまうことも。当社のラミネートは、それ自体も5年の耐候性を持っており、印刷面を紫外線から強力に保護します。

また、光沢のあるグロスラミネートとは異なり、マットラミネートは光の反射を抑える効果があります。これにより、どんな照明条件下でも文字や画像が読み取りやすく、自然で落ち着いた印象の仕上がりになります。さらに、表面を保護することで、日常的な擦り傷や汚れからも看板を守り、清潔感と美観を長期間維持することができます。


 

誰でも簡単に美しい仕上がりに!エアフリー構造の秘密

ポリセームと印刷を貼り合わせて看板を製作

お客様ご自身で看板のシートを貼り付ける際、「気泡が入ってしまって綺麗に貼れない」という経験はありませんか?セリグラフィが使用する糊付き塩ビシートは、そのお悩みを解決する**「エアーフリー」タイプ**を採用しています。

エアーフリー構造のシートは、粘着面に微細な溝が施されており、貼り付け時にシートと下地の間に閉じ込められた空気が、その溝を通って外に抜けやすくなっています。これにより、専門的な技術がなくても、誰でも簡単に気泡を抜きながら、シワやヨレのない美しい仕上がりを実現できます。

この塩ビシートをポリセーム板に貼り込む際に、ラミネート機のローラーを使用しています。均一な圧力をかけながら丁寧に貼り付けることで、シートとポリセームがしっかりと密着し、さらに美しい仕上がりを追求しています。

印刷シート巻き込みのポリセーム看板

さらに、看板の耐久性を高めるための工夫として、塩ビシートの端をポリセームの裏面まで巻き込んで仕上げるという工程を取り入れています。これにより、シートの端が剥がれるのを防ぎ、風雨や日常的な取り扱いで劣化しにくい、長く使える丈夫な看板が完成します。細部にわたるこだわりが、高品質な看板製作を支えています。


 

製作事例のご紹介:角打ちメニュー用A1サイズポリセーム看板

A型看板で使用する厚さ約1mmのポリセーム

今回製作させていただいたポリセーム看板は、A1サイズ(594×841mm)を2枚です。お客様の角打ち店舗のA型看板に差し込み、日替わりメニューやおすすめ商品を表示する用途でご活用いただけます。

店舗前に設置されたA型看板は、通行するお客様の目に留まりやすく、店内に足を運んでもらうための重要な「きっかけ」となります。


 

ポリセーム看板の価格とオーダー方法

 

高品質なポリセーム看板をリーズナブルな価格でご提供しています。

  • A1サイズ(594×841mm)1枚:4,800円(税別)

もちろん、製作枚数が増える場合には、ボリュームディスカウントも適用させていただきますので、複数枚のご注文もぜひご検討ください。

看板の製作に関する詳細情報や他のサイズでの価格例については、下記ホームページにてご案内しております。 https://seri-graphie.com/parking/

お客様のご要望に応じたサイズやデザイン、枚数でのお見積もりも随時承っておりますので、まずはお気軽にお問い合わせください。


 

まとめ:セリグラフィにお任せ!オリジナルのポリセーム看板

 

今回は、柔軟性と耐久性に優れたポリセーム素材を使用したメニュー看板の製作事例をご紹介しました。セリグラフィでは、お客様のニーズに合わせた最適な素材選定から、高精細な印刷、長持ちさせるためのラミネート加工、そして丁寧な仕上げまで、一貫して高品質な看板製作を行っています。

  • 割れにくい・柔軟で取り扱いやすいポリセーム素材
  • 屋外でも安心の高品質インクジェット印刷
  • 色褪せや傷に強いUVカットマットラミネート加工
  • 貼り付け簡単!エアーフリー構造

これらの技術と素材を組み合わせることで、お客様のビジネスを強力にサポートする、魅力的で実用的な看板を提供しています。

「こんな看板を作りたいんだけど、どんな素材がいいかな?」「屋外で長く使える看板が欲しい」といったご相談はもちろん、「オリジナルのデザインで看板を作りたい」といったご要望にも、経験豊富なスタッフが丁寧に対応させていただきます。

看板印刷レーザー加工のことなら、ぜひ「セリグラフィ」にお任せください!


お問い合わせ・ご注文はこちらから

セリグラフィ(看板印刷・レーザー加工)
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彦根城の「透ける切り絵御城印」が「お城EXPO in 松江」に登場!伝統と革新が織りなす繊細美

彦根城の「透ける切り絵御城印」が「お城EXPO in 松江」に登場!伝統と革新が織りなす繊細美

ひこにゃんと彦根城の御城印

目次

  • 小笹織物様のご紹介:伝統技術「写刺織」が拓く新たな可能性
  • 彦根城「透ける切り絵御城印」に込められた想い
  • 製作工程の舞台裏:熟練の技術が織りなす繊細な美
  • 「お城EXPO in 松江」での販売情報:ぜひ実物をお手に取ってご覧ください
  • オリジナル御城印の製作をご検討の皆様へ

 

京都府与謝野町に拠点を置く織物会社**「小笹織物」様からのご依頼を受け、国宝・彦根城をモチーフにした「透ける切り絵御城印」を2種類製作いたしました。印刷とレーザー加工を融合させることで、これまでにない繊細なデザインを実現したこの御城印は、来る2025年6月28日(土)・29日(日)に島根県松江市で開催される「お城EXPO in 松江」**にて販売される運びとなります。伝統的な御城印に新たな息吹を吹き込むこの製品について、その魅力と製作背景を詳しくご紹介いたします。


 

小笹織物様のご紹介:伝統技術「写刺織」が拓く新たな可能性

 

今回の御城印製作をご依頼くださった小笹織物様は、京都府与謝野町において長年にわたり織物業を営んでこられました。同社は、日本の伝統的な織物技術を継承しつつも、常に独自の革新を追求されている点が大きな特徴です。

中でも特筆すべきは、**「写刺織(しゃしおり)」**と呼ばれる独自の技術です。これは、写真やイラストといった視覚情報を、極めて高精細に絹織物へと織り込むことを可能にする、唯一無二の技法です。その表現力はまるで印刷物と見紛うほどにリアルでありながら、絹織物ならではの風合いや質感を有し、さらに色落ちしにくいという優れた耐久性も兼ね備えています。

この「写刺織」の技術を核として、小笹織物様は御朱印帳やバッグといったオーダーメイド製品を数多く手掛けていらっしゃいます。伝統的な美意識と現代的なデザインセンスが見事に融合した同社の製品群は、持つ人の心を豊かにし、日々の生活に上質な彩りを与えてくれます。詳細については、ぜひ小笹織物様の公式サイト(https://ozasaorimono.com)をご覧ください。


 

彦根城「透ける切り絵御城印」に込められた想い

 

彦根城の透ける切り絵御城印 ひこにゃんと彦根城

今回製作いたしました彦根城の御城印には、国宝としての威厳を湛える彦根城の雄大なイラストに加え、全国的に絶大な人気を誇る彦根市のマスコットキャラクター**「ひこにゃん」が愛らしい姿でデザインされています。さらに、彦根藩主である井伊家の家紋である「丸に橘」「井桁」**も精緻に配されており、歴史的背景と現代のアイコンが融合した魅力的な仕上がりとなっております。

小笹織物様からの具体的なご要望に対し、複数のデザインサンプルを製作いたしました。その中から、彦根城の美しさと「ひこにゃん」の可愛らしさ、そして伝統的な家紋が織りなす調和を最大限に引き出す2種類のデザインが最終的に採用され、今回の製品化に至りました。


 

製作工程の舞台裏:熟練の技術が織りなす繊細な美

紙をレーザー加工して彦根城の透ける切り絵御城印を製作

「透ける切り絵御城印」の製作には、印刷技術とレーザー加工技術、そして熟練の職人技が不可欠です。その工程は、細心の注意と精度を要するものでした。

まず、御城印の基材となる白色の用紙に、裁断時のズレを防ぐための**トンボ(裁断用の目印)**を正確に印刷します。この段階で、「ひこにゃん」のイラストや日付、イベント名といった情報も同時に印刷されます。印刷の品質が、製品全体の美しさを左右する重要な工程です。

次に、印刷が施された用紙を、規定のサイズである100×148mmに精密にカットします。この裁断作業は、わずかなズレも許されないため、非常に高い精度が求められます。

ひこにゃん入りの彦根城御城印

そして、この御城印の最大の特徴である「透ける切り絵」の部分は、レーザー加工機を用いて施されます。レーザーによって、家紋や城郭の輪郭といった非常に細かな部分が、メッシュ状に加工されていきます。紙を極限まで細く加工しつつも、御城印としての強度を保つという、相反する要件を両立させるための繊細な調整が求められました。

特に白色の紙は、レーザー加工時に焦げや変色が発生しやすい特性を持っています。そのため、レーザーの出力や加工スピードを調整しながら、紙本来の美しい白色を損なうことなく、狙い通りの繊細なカットを実現するための試行錯誤が繰り返されました。この緻密な調整作業こそが、「透ける切り絵御城印」の魅力を最大限に引き出す鍵となります。


 

「お城EXPO in 松江」での販売情報:ぜひ実物をお手に取ってご覧ください

彦根城の透ける切り絵御城印

今回製作いたしました彦根城の「透ける切り絵御城印」は、**2025年6月28日(土)・29日(日)に開催される「お城EXPO in 松江」**の会場にて、小笹織物様のブースで販売されます。

「お城EXPO」は、全国の城郭愛好家が一堂に会する、日本最大級の城郭イベントとして広く知られています。松江城を中心とした歴史文化の発信と交流の場として、毎年全国から多くの来場者が訪れる、まさに城好きにとって見逃せない注目の催しです。

小笹織物様のブースでは、今回ご紹介した「透ける切り絵御城印」のほか、「写刺織」の技術を駆使して製作された美しい御朱印帳やバッグなども展示・販売される予定です。この機会にぜひ会場へ足を運び、伝統技術と現代デザインが融合した上質な製品群を直接ご覧いただき、その品質と魅力を五感で感じ取っていただければ幸いです。


 

オリジナル御城印の製作をご検討の皆様へ

 

弊社では、今回の「透ける切り絵御城印」のように、お客様のご要望に応じたオリジナルの御城印製作も承っております。デザインの内容、使用する紙の種類、そして加工の複雑さによって価格は異なりますが、ご希望のイメージを具現化するために、丁寧なヒアリングと最適なご提案をさせていただきます。

「唯一無二の御城印を製作したい」「地域振興のためにオリジナルの記念品を作りたい」といったご要望をお持ちの方は、ぜひお気軽に下記までお問い合わせください。経験豊富なスタッフが、お客様のイメージを形にするお手伝いをさせていただきます。


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【製作事例紹介】ユーミーテナントセンター様ご依頼 テナント募集用ユポ紙ポスターの製作

【製作事例紹介】ユーミーテナントセンター様ご依頼 テナント募集用ユポ紙ポスターの製作

テナント募集ユポ紙ポスター

株式会社ユーミーネットのグループ企業である「ユーミーテナントセンター」様よりご依頼いただいた、テナント募集用ユポ紙ポスターの製作事例をご紹介いたします。以前にもご注文いただいており、今回はリピートでのご依頼となりました。いつもご利用いただき誠にありがとうございます。

目次

  • ご依頼内容について
  • ユーミーテナントセンター様について
  • ユポ紙とは?
  • 印刷仕様について
  • ラミネート加工でさらに長寿命に
  • 取り付けも簡単で実用的
  • ユポ紙ポスターの参考価格
  • お問い合わせ・ご注文について

ご依頼内容について

ご依頼いただいたのは、以下の2サイズのユポ紙ポスターです。

  • 450×600mm:30枚

  • 600×900mm:20枚

合計50枚を製作させていただきました。物件情報などを掲示する用途として、店舗・事務所向けのテナント募集に活用される想定です。ユポ紙の特性を活かし、屋外掲示にも十分対応可能な、耐久性と視認性に優れたポスターとなっています。

ユーミーテナントセンター様について

ユーミーテナントセンター様は、神奈川県藤沢市に本拠を構えるユーミーらいふグループの一部門であり、湘南エリアを中心に事業用不動産の賃貸仲介を専門に展開されています。

地元に根ざした営業スタイルで、幅広い業種・用途に対応した物件情報を提供し、地域の発展に貢献されています。詳細は公式サイト(https://www.shonan-office.com)をご覧ください。

ユポ紙とは?

今回使用した「ユポ紙」は、ポリプロピレン樹脂を主成分とした合成紙で、紙のような見た目と印刷適性を持ちながら、耐水性・耐久性に非常に優れている点が特徴です。

ユポ紙の主な特性は以下の通りです:

  • 水に強く破れにくい

  • 色あせしにくく長寿命

  • 高発色で印刷適性に優れる

  • 屋外掲示に適した耐候性

これらの特性により、屋外ポスター、防水マップ、メニュー表など、長期掲示を前提とする印刷物に多用される素材です。一般的な紙と比べて若干コストは高めですが、耐用年数を考慮するとコストパフォーマンスに非常に優れた素材です。

印刷仕様について

テナント募集ユポ紙ポスターを製作するためにインクジェットで印刷

当社では、ユポ紙への印刷において、EPSON SC-R5050(レジンインク搭載)インクジェットプリンタを使用しております。解像度は1200×1200dpiと高精細で、グラフィックや細かい文字もくっきりと再現可能です。

使用するユポ紙はノンコートタイプ・厚さ0.13mm。幅1000mmのロール紙を使用し、ご希望のサイズにカット加工いたします。

印刷には水性ベースのレジンインクを採用しており、最大で屋外3年相当の耐候性を持ち、環境にも優しい仕様です。

ラミネート加工でさらに長寿命に

ユポ紙ポスターの色あせを防止のためにUVカットラミネート加工

印刷後には、UVカットマットラミネート加工を施しており、紫外線による色あせを防ぐと同時に、擦り傷や汚れから印刷面を保護しています。

テナント募集ユポ紙ポスター 600x900

マットタイプのラミネートを使用することで、光の反射を抑え、視認性が高く自然な仕上がりになります。屋外掲示物としての実用性を高め、長期間にわたって美しい状態を維持することが可能です。

取り付けも簡単で実用的

テナント募集ユポ紙ポスター 450x600

ユポ紙は非常に軽量な素材であるため、テープや吸着シートなどで簡単に掲示が可能です。ガラス面や壁面など、掲示場所を選ばず使いやすいのも大きな利点です。

今回製作した2サイズ(450×600mm/600×900mm)ともに、不動産店舗の窓面掲示や案内スペースでの設置を想定し、視認性と実用性を両立する仕上がりとなっています。

ユポ紙ポスターの参考価格

当社におけるユポ紙ポスター製作の参考価格は以下の通りです(すべてラミネート加工込み・税別)。

  • 450×600mm:1枚 1,000円

  • 600×900mm:1枚 2,000円

※製作枚数が多くなるほど、ボリュームディスカウントもございます。詳細は当社Webサイト(https://seri-graphie.com/poster/)にてご案内しております。

お問い合わせ・ご注文について

ユポ紙ポスターの製作に関するご相談・お見積もりは、下記までお気軽にお問い合わせください。掲示物の用途・サイズ・枚数などに応じた最適なご提案をさせていただきます。


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最後までお読みいただきありがとうございました。今後も、高品質で丁寧なものづくりを通じて、お客様の販促活動をしっかりとサポートしてまいります。ぜひフォローやシェアもよろしくお願いいたします!

【製作事例紹介】アステックペイント様ご依頼「REVOシリーズ」紹介用ダンプラ看板の製作について

【製作事例紹介】アステックペイント様ご依頼「REVOシリーズ」紹介用ダンプラ看板の製作について

塗料メーカーのダンプラ看板

株式会社アステックペイント様よりご依頼をいただき、同社の外壁塗料「REVOシリーズ」を紹介するためのダンプラ看板を製作いたしました。ショールームや展示スペースでの掲示を想定し、視認性と情報性を重視した高品質な看板となっております。今回の製作事例を通して、ダンプラ看板の特長や製作工程をご紹介いたします。

        • はい、承知いたしました。アステックペイント様ご依頼のダンプラ看板製作事例に関する記事に目次を作成します。

           

          目次

          • アステックペイントとは
          • ダンプラ看板とは?
          • 製作工程のご紹介
              1. 印刷工程
              1. ラミネート加工
              1. ダンプラ貼り付け・仕上げ
          • 製作内容の詳細
          • ダンプラ看板の参考価格について
          • まとめ
          • お問い合わせ先

アステックペイントとは

株式会社アステックペイントは、福岡県に本社を置く建築用塗料の総合メーカーです。塗料の開発・製造・販売を一貫して手掛ける同社は、全国の施工店と連携した直販体制を強みに、業界内で高い信頼と実績を誇っています。

同社の主力製品である「REVOシリーズ」は、低汚染性・防水性・遮熱性に優れた次世代ハイクラス塗料として、多くの住宅や建築物に採用されています。詳しくは公式サイト(https://astecpaints.jp)をご覧ください。

ダンプラ看板とは?

「ダンプラ」とは、「ダンボールプラスチック(プラダン)」の略称で、ポリプロピレンなどを主原料とした中空構造の板材です。軽量でありながら十分な強度があり、加工性にも優れているため、看板やPOP、ディスプレイ什器など様々な用途に利用されています。

特に屋内外の掲示物として用いる看板には、持ち運びや設置のしやすさ、耐久性が求められるため、ダンプラ素材は非常に適した選択肢となります。

製作工程のご紹介

今回製作したダンプラ看板は、以下の3つの主要工程を経て仕上げました。

1. 印刷工程

ダンプラ看板を製作するために糊付き塩ビシートに印刷

まず、看板の印刷には糊付き塩ビシートを使用し、エプソン製「SC-R5050」インクジェットプリンタによる1200×1200dpiの高解像度印刷を行っています。この解像度により、写真や細かな図表も美しく再現され、ショールームなどでも高い視認性を確保できます。

使用したインクは、環境に配慮した水性レジンインク。耐候性にも優れており、屋外での使用にも適しています。また、印刷メディアには、**中長期用・エアフリータイプの糊付き塩ビシート(株式会社ハマジ製)**を採用。エアフリー構造により、貼り付け時に空気が抜けやすく、作業効率と仕上がりの美しさが向上します。

2. ラミネート加工

色あせ防止のためにUVカットラミネート加工

印刷後は、UVカット機能付きグロスラミネートを施し、紫外線や擦り傷から印刷面を保護します。特にグロス仕上げは、色の発色をより鮮やかに見せる効果があり、視覚的な訴求力を一層高めます。長期にわたって美観を維持できるため、ショールームなどの常設展示にも最適です。

3. ダンプラ貼り付け・仕上げ

ダンプラに印刷シートを貼り込んで看板を製作

ラミネート加工済みの塩ビシートを、厚さ5mmのダンプラ板に丁寧に貼り付けます。この際、板のスジ方向に沿って小型ローラーで圧着することで、空気を抜きながら均一に接着できます。最後にA1サイズ(594×841mm)に断裁して完成です。

製作内容の詳細

厚さmmのダンプラ看板

今回ご依頼いただいたのは、A1サイズのダンプラ看板を12枚。そのうち3枚を1セットとし、「REVOシリーズ」の特徴や強みを分かりやすく紹介する解説付きデザインとしました。

A1サイズのダンプラ看板

視覚的な情報伝達力に加え、現場での設置のしやすさ、運搬の利便性にも配慮。主に工務店様や塗装店様のショールーム、イベントブースなどでの使用が想定されています。製品の魅力を来場者に効果的に伝えるツールとして、ご活用いただける内容となっています。

ダンプラ看板の参考価格について

当社では、下記の通りダンプラ看板の製作を承っております。

  • A1サイズ(594×841mm):1枚 4,500円(税別)

※製作枚数が多くなる場合には、割引サービスもご用意しております。詳細につきましては、当社ホームページ(https://seri-graphie.com/danpura/)をご参照ください。

まとめ

ダンプラ看板は、軽さ・耐久性・加工性に優れた素材であり、販促・広報活動において非常に有効なツールです。屋外の住宅工事の看板やイベント看板などにも使われております。

ショールームや展示会、イベントなどでの看板製作をご検討の方は、ぜひ一度ご相談ください。サンプルやお見積もりも随時承っております。


【お問い合わせ先】

看板印刷・レーザー加工のセリグラフィ
〒812-0895 福岡県福岡市博多区竹下1-9-5
TEL:092-471-0178
MAIL:seri77@k7.dion.ne.jp
WEB:https://seri-graphie.com

最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。今後ともセリグラフィをどうぞよろしくお願いいたします。
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