9月の下旬くらいから非常に忙しく、納期に追われ余裕のない日々を送っていました。
今年は苦しい月もありましたが、多くの人に助けられ今年を終えることができます。
感謝して残り少ない2020年を終えたいと思います。
2021年はどんな年になるか分かりませんが、毎日を楽しく送って行きたいです。
また、助けて頂いた方々に何かお返しが出来れば思います。
レーザー加工機を使って色々とプレートを製作しました。
どんな材料でも加工できるわけではありません。こちらで使っているレーザーは出力が40Wなので、材木、アクリルが主な加工材料です。材料の厚さや種類によってはカットで貫通できないもののあります。
レーザー加工ではよく使われるMDFです。厚さ5.5ミリを使用しております。
カットできるのはこのくらいの厚さまでです。MDFは木屑を圧縮した材料で比較的硬めです。
このプレートはレーザーカット、彫刻、焼目付けを行い製作しています。
表面には和紙アプリを貼って加工します。簡単に言えば汚れ防止です。
焼目を付けることで彫刻だけよりも文字がハッキリみえます。小さい文字には焼目が付きにくいこともあります。
定期的に製作しているので今までにかなりの数を製作しました。
これはヒノキを使って木製の名札を製作しています。
名札製作では小さい文字を彫刻するので、潰れたり彫が浅くならないように注意が必要です。解像度をMAXにすることで小さい文字でもある程度は彫刻できます。
たまにこれでも彫が浅いこともあるのでスピードと出力を調整することもあります。ヒノキは木目がありますが表面は比較的均一な硬さなのでレーザー彫刻に適した材木です。
黒いアルミ複合板を使ってプレート製作しました。
通常は文字などを彫るのですが、金属は彫刻できないので不要な部分の塗装を剥がして黒とシルバーの2色のプレートが製作することができます。
彫刻だけだとシルバー部分はあまりきれいではないのでシンナーで汚れを拭きとります。そうするとアルミのシルバーになります。
アルミはそのままにしておくと色が変色するのでラミネート加工して変色を保護します。
アルミ複合板のカットはパネルソーで行っています。カットだけだとバリがあるので紙ヤスリで処理しています。紙ヤスリは240番を使用しています。
革にもレーザー彫刻は可能です。ただ革は取り扱っていないので材料支給で行っています。革も彫刻すると周囲が汚れてしますのでマスキングテープを貼っています。
今回は和紙アプリでは糊が弱すぎて剥がれてしますのでマスキングテープで代用しました。幅が30ミリのマスキングテープなので隙間や重なりがないように丁寧に貼りました。
彫刻やカットするとき一番大切なことは材料が平らになっていることです。
今回はガムテープで固定して平らにしました。
彫刻後に円形にカットしております。
今年も残り2週間くらいになりました。
レーザー加工の仕事はほとんど終わりました。あとはインクジェット印刷で製作する太陽光発電設備の看板、塗料メーカーのダンプラ看板、不動産の修正ステッカー、消防設備の看板、シルクスクリーン印刷の看板が残っています。
まだ、年内の仕事は依頼あるかもしれませんが今のところこんな感じです。
年明けのイベント告知の捨て看板の製作も残っていますが、これはまだどうなるか分からないので保留中です。
今年は新型コロナウィルスに振り回された感じですが、悪いことばかりでなくいいこともあったような気がします。
おそらく来年もチャレンジすることが増えれ年になりそうです。
お問い合わせは下記のホームページにメールアドレスを掲載しております。
レーザー彫刻の詳細は下記のホームページ掲載しております。
https://seri-graphie.com/laser/index.html
日々の製作内容は下記に掲載しております。
https://serigraphieblog.shopinfo.jp/