レーザー加工は彫刻するだけではなく焼印みたいなに焦がすこともできます

国産ヒノキをレーザー彫刻して古民家の案内板を製作

案内板に使用するヒノキは建材としては短くて使えないものを使っています。表面は自動カンナと400番のヤスリで仕上げています。厚さは約6ミリです。指定サイズに先にレーザーカットしました。

レーザー加工は木材を彫刻したりカットする機械だと思われています。もちろん間違ってはいませんが、ちょっと足りなくて焼印みたいに彫刻した部分を焦がすことも出来るのです。レーザー彫刻だけでも十分立派な看板やプレートができますが、焼目を付けることでさらにいいものができます。
焼目付けにも条件はありますが、小さい文字や細い線でなければ焼目加工は出来ます。焼目まで付けるとワンランク上の看板やプレートのでオススメです。

こんなレーザー彫刻と焼目加工で古民家の案内板を国産ヒノキで製作しています。
最後の方には参考価格も掲載していますので、ご興味がありましたら最後まで読んで頂けると嬉しいです。

カフェの案内板

ヒノキにレーザー彫刻

ヒノキのレーザー彫刻

レーザー彫刻する面に和紙アプリを貼ってから加工します。レーザー彫刻時に発生するヤニで汚れないように貼っています。マスキングテープでも代用出来ます。また、レーザー彫刻後に焼目を付けるため和紙アプリは必要です。歯科診療所のレーザー彫刻
レーザー彫刻時の解像度は基本的に1番高い1000dpiを使用します。彫刻時のエッジ部分の仕上がりがいいからです。また、小さい文字の彫刻も綺麗です。解像度が高いと加工時間が長くなります。

レーザー彫刻後の焼目付け

レーザー加工焼目付け

レーザー彫刻だけでも文字は読めるので問題はありません。ヒノキの名札を製作する時は彫刻のみです。文字が小さいので焼目が付けにくいのも理由です。
病院(内科)、ネイルサロン、整骨院の名札を製作

焼目を付けると焼印のように焦げた色になります。文字もハッキリと見えるので案内板のようなサインには適しています。
レーザー彫刻で焼目を付けるにはレーザーの焦点を意図的にズラして加工します。焦点がズレるので彫刻された部分以外にもレーザーが当たってしまいます。
この時に和紙アプリがあれば保護されるので彫刻された部分にだけ焼目が付きます。
カフェのレーザー彫刻
レーザー加工によって設定は違うと思いますが、解像度は600dpiでレーザー出力は彫刻時の倍くらいで行っています。焦点ズラしは12ミリ程度にしています。10〜15ミリくらい焦点がズレれば焼目は付くと思います。
材木の種類によって焦げやすさに違いがあります。今回はヒノキの設定です。

水性ステインで仕上げ

水性の透明ステイン塗り

レーザー加工が終わったら和紙アプリを剥がして水性の透明ステインを塗って仕上げます。サンデーペイントの屋内外用の水性ステインを使っています。
屋外用でもありますが、木製看板は屋外ではあまり長持ちしないのでオススメは出来ません屋外でも雨や日光をある程度避けれる場所であれば使用はできます
また、焼目も日光が当たると薄くなっていくので屋外の場合は黒色を付けた方が長持ちします。
ヒノキをレーザー彫刻した案内板
水性ステインは全面に塗っております。ステインには撥水や防カビや防腐などの効果あります。少しでも長く使って頂けるようにしています。
透明ステインなので自然な感じに仕上がり天然木雰囲気あるプレートになります。
歯科診療所の案内板

完成した案内板は東京の東久留米に発送しました。

ヒノキのレーザー彫刻参考価格

300×100 1枚 2500円(税別)
レーザー彫刻、焼目付け、水性ステイン仕上げ
ホームページに価格や詳細を掲載しています。ご興味がありましたらアクセスして下さい。お見積りする場合はサイズと製作枚数をご連絡お願いします。送料も発生しますので発送先住所を教えて頂けると助かります。
ネームプレート・サインプレート製作

インクジェット印刷での看板製作

レーザー加工以外でもインクジェット印刷で看板の製作を行っています。捨て看板、アルミ複合板看板、ポスター、ステッカーなど色々と製作しております。お時間がある方はアクセスして頂けると嬉しいです。
福岡の看板・プレート印刷

 質問、見積り、製作依頼などお気軽にお問合せ下さい。

レーザー彫刻後に色入れしたアクリル名札

レーザー彫刻後に色入れしたアクリル名札

色入れとは彫刻した部分に色を付けることです。色差しとも言われます。
アクリルをレーザー彫刻し色付けて名札を製作します。

レーザ彫刻色入れアクリル名札

アクリルのレーザー彫刻

アクリルのレーザー彫刻

キャスト版の白色のアクリルを使います。後から溶剤を使うので必ずキャスト版を使います。色入れを行うので少し深めに彫っておくと色入れ後の拭き取りの時に楽になります。
アクリルにはキャスト版と押出し版の2種類あります。見た目は同じですが特徴が違います。レーザー彫刻にはキャスト版の方が使い勝手いいです。
今回は厚さ5ミリのアクリル使用しています。レーザー彫刻する面には和紙アプリを貼っています。この工程はする人としない人がいます。少しでもクオリティを高いものにしたいので行っています。材料によってはかなりクオリティが変わることもあります。

レーザー彫刻部分に色入れ

アクリルに臙脂色を色入れ

色入れする時は和紙アプリを剥がさずに作業したます。材料がアクリルなので剥がしても作業しても大丈夫です。貼っておくと後で行う拭き取りの時にはみ出した塗料が減るので拭き取り回数が少なくなります。
色入れは黒と臙脂なので薄い色の臙脂からします。塗料は水性の多用途を使っています。関西ペイントのハピオカラーです。色数も豊富でニオイはほとんどなく屋内外で使えるのからです。
今回はアクリルに使っていますが、木にも使えます。
ロゴマークが臙脂なので筆で塗料をペタペタと塗ります。はみ出しても問題ありません。一回適当に塗ったらウエスで軽く叩くように無駄な塗料を取り除きます。しばらく乾燥させてまた同じように塗ります。これを数回繰り返すとレーザー彫刻部分に完全に色が付きます。
臙脂が触っても手に色が付かなくなったら黒の色入れ作業です。臙脂を塗ったロゴマークにはマスキングテープを貼ります。後は臙脂の時と同じように黒色塗っては乾燥を繰り返し行います。

アクリルに黒色を色入れ

黒色が手に付かないくらいに乾燥したらマスキングテープと和紙アプリを剥がします。剥がしにくい所は針を使って剥がします。メガネタイプのルーペを使うとさらに剥がしやすくなります。
ミシン針はシャープペンに入るので持ちやすくなって便利です。

色入れアクリル名札の完成

アクリル名札

マスキングテープなどを剥がしたら最後に溶剤をウエスに少し付けて軽く拭いたら余分な塗料が取れます。レーザー彫刻の彫りが浅いと彫刻部分に付いた色が取れてしまうことがあります。黒の塗料が臙脂につかないようにします。
溶剤は塗料が取れてアクリルが溶けないものであれば何でも大丈夫です。シルクスクリーン印刷で使うインクの溶かす溶剤を使っていますが、シンナーやアルコールでもできます。
拭き取り作業はやり過ぎに注意して下さい。拭き取り時に力が入らないように軽く行います。この感覚が分かると色入れの仕上がりが良くなります。ちょっとだけ残っている塗料は先の細い綿棒を使うといいです。
綺麗なウエスで塗料がほとんど取れなくなるまでやったら名札プレートの完成です。裏面にクリップを付けるだけです。
完成後は高知県高知市に発送しました。

アクリル色入れ名札の参考価格

60×30 2色 1個 2000円(税別)
細かい調色は行っていません。なんとく近い色になります。
ホームページには価格は記載していませんので、ご興味がありましたら別途お見積り致します。ホームページにはアクリルと木製名札の価格と詳細を掲載しています。アクリルと木製名札の価格と詳細

インクジェット印刷での看板製作

レーザー加工以外でもインクジェット印刷で看板の製作を行っています。捨て看板、アルミ複合板看板、ポスター、ステッカーなど色々と製作しております。お時間がある方はアクセスして頂けると嬉しいです。
福岡の看板・プレート印刷

 質問、見積り、製作依頼などお気軽にお問合せ下さい。

宣伝効果が高い捨て看板には色々なサイズがあります

イベントやキャンペーンなどで使われる捨て看板

イベントやキャンペーンなどの告知や案内に使われている捨て看板について解説します。捨て看板は木枠に印刷した生地を張り込んだ簡易的な看板です。低価格で製作できる看板です。

宣伝効果の高い捨て看板は色々なサイズがあります。規格サイズが安いので基本的にはオススメです。特殊サイズにこだわりたい方もいますのでその時は単価は上がりますが特殊サイズで捨て看板を製作することもあります。

捨て看板は屋外のでイベントでは本当に役に立つと思います。交通規制や案内や注意喚起など色々と使われています。大きいサイズになると総合案内看板にも使えます。使い方次第では価格以上の働きをします。イベントの開催をお考えの方には捨て看板をオススメしています。

こんな捨て看板の製作事例をブログに書いてみました。
参考価格や参考の送料も掲載していますので、ご興味がありましら最後まで読んで頂けると嬉しいです。

交通規制告知捨て看板

イベントの交通規制用捨て看板

イベント交通規制用捨て看板

屋外イベントでよく見かけるのが交通規制用捨て看板です。基本的なサイズで
400×1500+300が通常使われています。

幅が400ミリしかないのでレイアウトが重要になります。縦書きが中心になりますが上手に横書きを使うと見やすい看板になります。

交通規制捨て看板はイベント開催前から告知ために設置するものと当日だけ使うものがあります。内容もさまざまで「通行止め」「右折禁止」「左折禁止」「進入禁止」「駐車禁止」など規制内容に合わせた捨て看板を製作しています。
1回のイベントで制作する捨て看板は10~20本程度です。規模が大きくなると50本くらいになることもあります。

インクジェットで印刷しているので種類に関係なく枚数で価格は決まります。

地図を入れるときは上手に配置する必要があります。地図があまり小さくなると分かりにくくなります。小さくなってしまうときは簡易マップを作成したりするか、捨て看板のサイズを変更することをオススメします。

捨て看板の参考価格 400×1500+300

10本 @2450円(税別) 24500円(税別)
20本 @2400円(税別) 48000円(税別)

参考送料(1梱包の場合)発送は10本で1梱包です。
福岡800円 大阪1500円 東京2100円 埼玉2200円

制作期間は1週間から10日になります。
製作本数が多い場合は納期が長くなることもあります。

イベント案内表示に使う捨て看板

自転車イベントの選手駐車場案内捨て看板

案内表示用捨て看板は大きく縦書き文字が印刷されています。
「臨時駐車場」「立入禁止」「トイレ」「総合案内」など色々あります。
イベントによっても製作本数は色々です。種類も多い場合は10種類くらいになることもあります。イベントの主催側も参加に分かりやすい会場製作をしています。

マラソン大会の「5km」「10km」と表示する捨て看板も製作したことがあります。

捨て看板の参考価格や詳細はホームページも掲載しています。
ご興味がありましたらアクセスして下さい。
捨て看板製作

店舗などのキャンペーンに使う捨て看板

飲食店の価格告知捨て看板

飲食店のキャンペーンや告知にも捨て看板は使われます。
写真や色数も多く目立つような感じでデザインされます。写真も使えるので見せ方も色々できます。幅400ミリでは情報が記載できないときは幅600ミリ、幅850ミリもあります。
幅400ミリのご注文時の製作本数は4本くらいが一番多いです。
※捨て看板の使用場所は敷地内に立ててください。公共の場所だと迷惑行為になることがあります。

捨て看板の参考価格(1~9本の場合)
幅400ミリ 1本単価2500円(税別)
幅600ミリ 1本単価3400円(税別)
幅850ミリ 1本単価5000円(税別)

送料やその他本数の単価はホームページに記載しております。
捨て看板製作

送料についてですが、
幅400ミリの場合は15000円(税別)以上で送料半額です。
幅600、幅850は20000円(税別)以上で送料半額です。

捨て看板は1本から製作しておりますが、場合によっては送料半額にした方がお得なときもあります。

学会などの入口に掲示する捨て看板

学会の入口用捨て看板

幅広タイプの捨て看板です。850×1500+300サイズです。
かなり大きいサイズなので木枠も27ミリ角の材木で組んでいます。
学会や株主総会などの会場の入口に立てる捨て看板によく使われます。
製作本数は1~2本で会場入口の数です。

幅広捨て看板の参考価格(1~9本の場合)
850×1500+300 1本 5000円(税別)

送料はホームページに記載しております。
捨て看板製作

スポーツ大会の日程に使う捨て看板

スポーツ大会(中体連テニス大会)の日程捨て看板

基本的には入口に立てる捨て看板と同じです。スポーツ大会になると組み合わせ表やトーナメント表や試合スケジュールなどの捨て看板も製作することがあります。
会場が広い場合は幅400ミリの捨て看板を案内看板として一緒に製作依頼があることもあります。

幅広捨て看板はイベントの会場マップにも使われることがあります。表示面が大きいので使い方は色々です。

特殊サイズの捨て看板

自転車競技イベントの特殊サイズ捨て看板

自転車競技イベントで製作した特殊サイズの捨て看板です。
幅600ミリ捨て看板から高さを変更して製作しております。
600×1000+300サイズです。
基本的には幅600ミリサイズから組直しをしているので幅600ミリと同じ価格になります。特殊サイズなので製作本数とサイズでお見積りしております。

※特殊サイズでも850×1500+300より大きいサイズは製作できません。

幅600ミリの捨て看板は中間サイズになるため、幅広く使われています。
幅600ミリ捨て看板の製作事例

捨て看板の製作ついて

ターポリンの木枠は材木屋さんから節の少ない国産の杉で製作しています。
幅400ミリと600ミリは15ミリ角で幅850ミリは27ミリ角の材木を使っています。
生地には軽量ターポリンを使っており裏面がグレーになっているタイプです。裏面グレーは光により透け軽減され印刷内容がよく見えるようになっています。
強度的には通常のターポリンに比べ劣りますが、捨て看板では問題なく使用できるレベルです。
多くのお客様がリピートされています。

イラストレーターが使えなくても大丈夫です。データの制作、レイアウト、基本的に無料で行っています。
データ制作時の内容によっては費用が必要になることもあります。
また、パワーポイントやワードなどで制作したデータをPDFに保存して頂ければイラストレーターで修正することが出来ます。すべてをそのままにとはいきませんが、フォントや色や効果を修正してイラストレーターになります。
お客様のことを考えながらデータを制作するのも楽しいと思います。

捨て看板に関する質問がありましたら、お気軽にお問い合わせください。

その他の看板製作

インクジェット使った看板製作以外にレーザー加工機を使って名札や社名プレートなども製作しています。
福岡のレーザー加工