ヒノキの横ハギ集成材を使って鍼灸院の木製看板を製作

ヒノキの横ハギ集成材を使って鍼灸院の木製看板を製作

鍼灸院の彫刻木製看板のアップ2

レーザー加工機で彫刻しています。彫刻部分は黒色で塗っています。 サイズは200✕600mmで厚みは18mmです。材料にはヒノキの横ハギ集成材を使用しています。

横ハギ集成材は無垢板を横方向に張り合わせて1枚の板にした木材加工の板です。集成材の縦の継ぎをなくしたものです。無垢の1枚板の風合いに近い材料です。

木製看板の製作について

ヒノキに鍼灸院の社名をレーザー彫刻して木製看板を製作

材料を200✕600にカットして紙ヤスリで綺麗に整えます。 後で彫刻部分に色を塗るので先に水性の透明ステインを全面に塗っておきます。透明ステインを先に塗ることで後で塗る塗料が滲まないようにしています。色塗りには水性塗料を使っています。

透明のステインが乾いたら彫刻する面に和紙アプリを貼っておきます。 色を塗るときのマスキングテープの代わりになります。

材料も少し大きめなので気持ち深めにレーザー彫刻しています。彫刻しているのが分かるくらいの深さに彫っています。

レーザー彫刻した部分に色を塗って木製看板を製作

彫刻が終わったら、和紙アプリを剥がさずに色塗り作業をします。一回塗りだと色が薄いので重ね塗りをして真っ黒にしています。 水性の多用途塗料を使っております。屋外でも使える塗料です。

塗料をしっかり乾燥させてから和紙アプリを剥がします。 少し塗料がはみ出したりしているところがあれば紙ヤスリで綺麗にします。先に透明のステインを塗っているので簡単にはみ出した色はとれます。

鍼灸院の彫刻木製看板の製作

最後にもう一度、透明のステインで塗って完成です。 透明のステインも屋外でも使えるものにしています。

木製看板の看板は屋外で使用するとボロボロになるので屋外使用はオススメしていません。どうしても使いたい方は出来るだけ日差しや雨を避けれる軒下などに使うと使用期間は伸びます。

今回製作し鍼灸院さんの木製看板もたくさんの方に見てもらい覚えてもらえると嬉しいです。

レーザー加工の価格や詳細はホームページに掲載していますので、ご興味がありましたらアクセスして下さい。
https://seri-graphie.com/laser/

レーザー加工に関する質問がありましたらお気軽にお問い合わせ下さい。

セリグラフィ 担当 谷(平日9:00~19:00)
会社にいる場合は時間外でも対応致します。

〒812-0895 福岡市博多区竹下1-9-5
TEL092-471-0178
Email seri77@k7.dion.ne.jp

インクジェット印刷での看板製作

レーザー加工以外でもインクジェット印刷で看板の製作を行っています。捨て看板、アルミ複合板看板、ポスター、ステッカーなど色々と製作しております。お時間がある方はアクセスして頂けると嬉しいです。
福岡の看板・プレート印刷

質問、見積りなどありましたらお気軽にお問合せ下さい。
分かることは何でもお答えします。
最後まで読んで頂きありがとうございます。

レーザー加工色入れの小さいアクリルプレートを製作

レーザー加工色入れの小さいアクリルプレートを製作

色入れした小さいアクリルプレート

電気工事などを行っている会社さんからのご依頼で製作しました。

急ぎの製作依頼のため電話でお問い合わせがありました。 詳しくことは分かりませんが、大きいエアコンか何かのスイッチに付けるプレートだと思います。

サイズが小さいので、漢字の彫刻と色入れがいつもより難しいです。

色入れアクリルプレートの製作について

アクリル色入れプレートを製作するためのレーザー彫刻

アクリルは厚さ3mmの白色のキャスト版を使います。アクリルにはキャスト版と押出版の2種類あります。見た目は同じなので違いは分かりません。レーザー加工ではキャスト版を基本的には使います。
理由はいくつかありますが、溶剤に強いのでレーザーカット後にアルコールなどで綺麗にすることが出来るからです。

アクリルプレートを製作するためのレーザーカット

このアクリルをレーザー加工機で文字を彫刻して必要なサイズにレーザーカットします。 レーザー彫刻は5mmくらいの漢字を貼るので一番高い解像度で行います。解像度が高くなるとエッジ部分の仕上がりが綺麗なので、文字が潰れにくくなります。
レーザーカットは小さくても直線カットであれば問題はありません。レーザーカットは誤差がほとんどないのがいいです。

レーザー加工が終わったら色入れ作業です。色入れ作業は丁寧に行えば綺麗に仕上がります。
●筆で適当に塗ります。彫刻部分に色が付くように行います。
●すぐにヘラなどで無駄な塗料を取り除きます。
●少し塗料を乾燥させて半乾きでウエスに溶剤やアルコールなどを付けて無駄な塗料を綺麗にします。
●ここまで作業を2回行います。 1回で綺麗にできればそれで構いませんが、2回することでしっかり塗料が彫刻部分に入るので綺麗に仕上がり、塗料も剥がれにくくなります。

アクリルプレートに黒色を色入れ

アクリルの色入れには水性の多用途塗料を使っています。ホームセンターなどでも販売されているので簡単に手に入り、メーカーによっては色の種類も豊富てす。
多用途塗料は屋外でも使えるので耐光性もあり使い勝手がいいです。

色入れしたアクリルプレートのアップ

多用途塗料は木の彫刻の色入れでも使用しています。

色入れした小さいアクリルプレートを製作

今回製作したアクリルプレートは3種類各1枚です。サイズ40✕15mmです。
ここまで小さいサイズの色入れアクリルプレートを製作したのは初めてかもしれません。かなり綺麗に仕上がったので自分でも満足しています。
このようなプレートはあまり見られないのですが、長く使ってもらえると嬉しいです。

レーザー加工の価格や詳細はホームページに掲載していますので、ご興味がありましたらアクセスして下さい。 掲載していない内容でも製作可能であればお受けしていますので、お気軽にお問い合わせ下さい。
https://seri-graphie.com/laser/

色入れアクリルプレートに関する質問がありましたらお気軽にお問い合わせ下さい。

セリグラフィ 担当 谷(平日9:00~19:00)
会社にいる場合は時間外でも対応致します。

〒812-0895 福岡市博多区竹下1-9-5
TEL092-471-0178
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インクジェット印刷での看板製作

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MDFをレーザー加工して会員登録証を製作

ジビエ振興協会の会員登録証

MDFをレーザー加工して会員登録証を製作

ジビエ振興協会さんからのご依頼でMDFの会員登録証を製作しました。

ジビエ振興協会は、捕獲されたシカやイノシシをおいしく安全な食肉として利用するために必要な技術や情報を広く周知し、鳥獣被害に悩む地域がジビエの利用により活性化することを目指しています。

MDF(Medium Density Fiberboard)は、木材の繊維を細かくほぐし、合成樹脂を加えて板状に成形した木質板です。密度が均一で、加工性に優れ、幅広い用途に使用されています。

MDFの会員登録証の製作について

会員登録証のサイズにMDFをレーザーカット

厚さ5.5mmのMDFをレーザーカットします。切り口はレーザーで焦げて茶色くなります。40W出力のレーザーなので5.5mmのMDFまではカットできます。

会員登録証の内容をレーザー加工機で彫刻

レーザーカット後に文字などを彫刻します。レーザー加工機の彫刻モードで行います。レーザー彫刻の特長としては小さい文字が彫れることです。
MDFをレーザー加工するとヤニが発生しMDFに付着して汚れるので和紙アプリ貼っています。和紙アプリはマスキングテープのような役目になります。

彫刻後の会員登録証に焼目を付ける

レーザー彫刻後に焼目付けを行います。
レーザー彫刻だけでは色が薄いからです。焼目付けを行うと焼印風になります。小さい文字のところはあまり焼目が付きにくいです。
この工程はオプションなので別途費用がかかります。

ジビエ振興協会の会員登録証の上部角
焼目付けが終わったらマスキングテープの代わりに貼っていた和紙アプリを剥がして表面保護のために水性の透明ステインを塗ります。ステインには撥水や防腐の効果があります。
ステイン加工乾燥したら完成です。

MDFをレーザー加工して製作したジビエ振興協会の会員登録証

会員登録証は個人の方から企業や団体に配布されています。紙の会員登録証よりも製作に時間がかかっているので喜んでもらえると嬉しいです。また、飾って頂けると更に嬉しいです。

レーザー加工の価格や詳細はホームページに掲載していますので、ご興味がありましたらアクセスして下さい。
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インクジェット印刷での看板製作

レーザー加工以外でもインクジェット印刷で看板の製作を行っています。捨て看板、アルミ複合板看板、ポスター、ステッカーなど色々と製作しております。お時間がある方はアクセスして頂けると嬉しいです。
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鍼灸院さんの営業中プレート「鍼療中」をレーザー加工で製作

鍼灸院さんの営業中木製プレートを国産ヒノキで製作

鍼療中木製プレートの側面

インスタで繋がっている埼玉県川口市の和(あい)はり・きゅう治療院様からのご依頼で営業中プレートを国産ヒノキを使って製作しました。
ご注文ありがとうございました。インスタは「ai_hari.kyu」で検索してください。
和(あい)はり・きゅう治療院のホームページになります。
https://g66ir.crayonsite.info

今まで使っていた営業中のプレートが古くなっていたので、新しく製作して頂きました。国産ヒノキをレーザー加工して文字に色を塗った木製プレートでの製作になりました。
国産ヒノキは建材していは使えなくなった短いものなどを使っています。少しは環境に役立っていると思っています。短かったり、少し欠けていたりしているだけなのでそのような箇所を除けば品質のいいヒノキです。天然木の木目は綺麗なのでオススメです。

福岡のレーザー加工
レーザー加工だけの専用サイトです。
レーザー加工で色々なものを製作しております。

国産ヒノキをレーザー加工して鍼灸院さんの営業プレートの製作過程を綴っていきます。最後まで読んで頂けると幸いです。
最後の方には参考価格を掲載しています。

自動カンナで国産ヒノキの表面を綺麗にする

木製プレートで使う国産ヒノキを自動カンナで表面を綺麗にする

国産ヒノキを自動カンナで削ります。いつもする作業ではありませんが、在庫がなくなったら行います。
厚さが8〜9ミリくらいのヒノキなので綺麗に削って約6ミリに仕上げいます。両面が綺麗になるまでひたすら自動カンナを通す感じです。一回通すごとに0.25ミリ程度削っています。自動カンナは少しずつ削った方が綺麗に仕上がります。機種によっても違いはあると思います。

自動カンナで仕上がった材木は木目が本当に綺麗です。オススメの材料です。

この作業ではヒノキをずっと削っているのでヒノキをいい香りの中で作業をしています。

◆省略した工程
今回はレーザー加工で彫刻した文字に色を塗るため、自動カンナで加工した後に表面、裏面に水性の透明ステインを塗っています。後でも説明しますが、塗料が滲むのを防ぐためです。小さいローラーを使って2~3回重ね塗りをしています。

レーザー加工で営業中プレートサイズにカット

国産ヒノキをレーザー加工で穴あけとカット

レーザー加工するときは基本的に和紙アプリを貼っています。マスキングテープでもいいのです。和紙アプリはサイズが大きいので使い勝手いいです。

◆和紙アプリを貼る理由
レーザーは火なので加工すると材木はヤニが発生します。ヤニが綺麗になった表面に付着するために保護用として和紙アプリを貼っています。
アクリルを加工した時も少し何かが付着して白っぽくなったりするため、和紙アプリを貼っています。

レーザー加工で穴あけと営業中プレートのサイズにカットします。
上部に5ミリの穴を2箇所あけ、300×100サイズの角丸でカットしています。

レーザー加工で「鍼療中」の文字を彫刻する

鍼療中の文字をレーザー加工で彫刻

レーザーカットしたヒノキに文字をレーザー加工で彫刻します。
鍼灸院さんの営業中プレートなので、表面が「鍼療中」で裏面が「休療中」になっています。フォントはお客様が希望した行書体で彫刻しています。

◆レーザー加工の彫刻について
このくらいのサイズであれば特に大きな違いはありませんが、レーザー加工機のヘッドが左右に大きく動くと彫りが少し浅くなります。ヘッドの動きを小さくした方が気持ち深く彫れるので一文字ずつ彫刻しています。
小さい文字と大きい文字を彫刻する時やヘッドが動く長さに違いがあるときは、いくつかのブロックに分けて彫刻すると仕上がりも良くなります。

レーザー加工した文字「鍼療中」「休療中」に色を塗る

レーザー加工で彫刻した鍼療中も文字に青色を塗る

レーザー加工で文字の彫刻が終わったら色を塗ります。表面の「鍼療中」は青色です。筆を使ってペタペタと適当に塗ります。少し塗料が多い所やエッジ部分はウエスでトントンと軽く拭きとり、乾かします。1回塗りだと色が薄かったりするので、2,3回同じ作業を繰り返します。綺麗に塗れてたらしっかり乾燥させてます。

裏面の休療中の文字に赤色を塗る

裏面は「休療中」に赤色を塗ります。青色と同じ作業を繰り返してます。

塗料が乾燥したらレーザー加工の彫刻した文字に色を塗る作業は終了です。
乾燥はおそらく2時間くらいで完全に乾くと思います。

塗料が乾燥した保護している和紙アプリを剥がす

塗料が乾燥したら和紙アプリを剥がず

塗料がしっかり乾燥したら和紙アプリを剥がしていきます。指と針を使って剥がします。特に難しいことはないのでドンドン和紙アプリを剥がします。
細かいところは針を使うと剥がしやすいです。ミシン針をシャープンペンに入れて使っています。
和紙アプリを剥がすと少し塗料がはみ出たところがあると思います。少しはみ出した塗料は紙ヤスリで削ります。

文字からはみ出た塗料を削る

剥がした後は塗料がはみ出ているので紙ヤスリで削る

レーザー加工で彫刻した文字に青色を塗って和紙アプリを剥がした状態です。所々で青色がはみ出しています。これを紙ヤスリで軽く削ります。紙ヤスリは240番を使っています。
はみ出した塗料は事前に塗っていた透明ステイン上に付いているので、軽く紙ヤスリで削ると取れます。透明ステインには撥水効果があるため、少しの塗料であれば簡単に除去できます。
裏面の赤色の「休療中」も同じように作業します。

鍼灸院さんの営業中プレート「鍼療中」が完成

鍼灸院さんの鍼療中木製プレート表面

紙ヤスリではみ出した塗料を取り除いたら最後に透明ステインを塗って完成です。
赤色も同じように透明ステインを塗っています。
鍼灸院さんの休療中木製プレート裏面

屋外用の水性透明ステインを使っています。透明を使っているのは綺麗な木目が見えるようにです。自然な感じを楽しんで頂ければと思っています。屋外用のステインではありますが水性なので臭いも強くないです。屋外でも使えないことはありませんが、使うのであれば屋内での使用が適しております。

埼玉県川口市の和(あい)はり・きゅう治療院様に届き喜んで頂きました。

木製プレートのレーザー加工色入れの参考価格

300×100 1枚 4000円(税別)
国産ヒノキ厚さ約6ミリ 両面レーザー彫刻 色入れ
文字数や色数によって価格が少し上がることもあります。
別途送料と消費税と振込手数料がかかります。
送料は地域によって異なります。事前に発送先住所をご連絡して頂けると助かります。
レーザー加工に関する質問などありました。お気軽にお問い合わせ下さい。
レーザー彫刻・レーザー加工

インクジェット印刷での看板製作

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木材をレーザー彫刻と色入れしてカフェの木製看板を製作

木材をレーザー彫刻と色入れしてカフェの木製看板を製作

杉の木材をレーザー彫刻と色入れしてカフェ看板を製作

カフェの木製看板を国産の杉を使って製作します。サイズは200ミリ×200ミリで厚さは約16ミリです。在庫の木材を使って製作するので安く作れます。

天然木を使った看板は木目が綺麗なのでオシャレな看板が出来ます。木材の自然な色がまたいい感じの仕上がりになります。小さい看板でも十分です。
あまり大きくなると1枚板の木材もないのでこのくらいがオススメサイズです。
木材を使った看板は屋外での使用は正直向いておりません。出来れば屋内で使用して頂きたいです。ただどうしても屋外で使いたいのであれば、サイズを出来るだけ小さくしてダメになったら交換できるように低価格で製作することをオススメします。

国産杉材を使ったカフェの看板過程を紹介します。
最後の方には参考価格も掲載していますので、ご興味がありましら最後まで読んで頂けると嬉しいです。

看板のベースになる木材の準備

杉の木材を自動カンナにかける

自動カンナで表面を軽く削って綺麗にします。サンダーでヤスリを軽くかけています。看板サイズに電動丸鋸でカットします。切り口は紙ヤスリで綺麗に仕上げています。ここで看板のベースとなる平らで綺麗な杉の木材が出来上がります。
機械がないときは紙ヤスリだけで仕上げを行っていました。時間がかかりますが綺麗に仕上がります。
薄い材木の場合はレーザーカットすることもあります。

レーザー彫刻前の下地の準備

レーザー彫刻前に木材の表面に水性ステインを塗る

レーザー彫刻後に色入れをするのでレーザー彫刻する面に水性の透明ステインを塗ります。他の面も後から塗ることになるので全面塗っています。とりあえず場合はレーザー彫刻する面だけでも大丈夫です。
下地処理をせずにレーザー彫刻して色を付けると塗料にもよりますが、木材が塗料を吸って滲んでしまいます。そうならないように下地処理を水性の透明ステインで行っています。
水性の透明ステインを使用している理由としては臭いの問題と出来るだけ自然な感じに仕上げたいからです。好みのなので使いやすいものでいいと思います。
レーザー彫刻前に木材の下地処理をすることで色入れするときに少しはみ出しても保護されているので紙ヤスリで軽く削るとはみ出した色を取り除くことが出来ます。

杉の木材にカフェの屋号をレーザー彫刻

木材をレーザー彫刻

ステインが乾いたら彫刻面に和紙アプリを貼ってレーザー彫刻を行います。和紙アプリを貼るのはレーザー彫刻時に出るヤニで汚れるのを防ぐことと色入れするときにはみ出さないようにするためです。
色入れをするので少しだけ深めに彫刻しています。彫刻が浅いと色がはみ出しやすくなります。一回彫刻をして浅いと思ったらレーザー出力を調整して再度レーザー彫刻します。

レーザー彫刻後の杉の木材に色を付ける

木材をレーザー彫刻後に色入れ

色入れは和紙アプリを貼ったまま行います。一回で綺麗に塗るのは難しいので2、3回重ね塗りして仕上げます。重ね塗りすることで発色もよくなります。
和紙アプリが剝がれやすくなるので、無駄に付いた塗料はウエスで拭きとるようにしています。水性で多用途の塗料を使っています。(関西ペイントのハピオカラー)アクリルの色入れにも使えます。
レーザー彫刻後に色入れしたアクリル名札

一晩おけばしっかり乾燥するので乾燥できたら和紙アプリを剥がします。
中途半端な状態で和紙アプリを剥がすとチーズみたいに塗料が伸びたりして関係ないところを汚すこともあるので焦らずゆっくり乾燥させるのが大切です。

色入れ後に和紙アプリを剥がす

木材に色入れしてから和紙アプリを剥がす

和紙アプリを剥がすときは焦らずゆっくり剥がすと綺麗に出来ます。細かいところは針を使って剥がします。色がはみ出したりしているときは紙ヤスリで軽く削ると除去できます。色入れした周辺を軽くヤスリがけする事でエッジ部分が綺麗になります。

木材のレーザー彫刻 色入れ

最後にもう一度全面に水性の透明ステインを塗って完成です。

木材をレーザー彫刻と色入れしてカフェの看板を製作

木製の看板は屋外での使用には向いていません。アルミ複合板看板と比べると劣化は早いです。出来るだけ屋内の使用をオススメしています。屋外でも紫外線や雨があまり当たらない所であれば大丈夫だと思います。
どうしても屋外で使用したい場合は出来るだけ安く製作できる仕様(角丸なし、色入れ黒色のみ)にして悪くなったら交換する感じで使った方がいいと思います。

レーザー彫刻と色入れした木製看板の参考価格

レーザー彫刻、色入れ
200×200   t=16   5000円(税別)
文字数や色数によって価格は変わります。
木製看板はヒノキと杉を使って製作しています。
大きいサイズになると一枚板の木材ではなく集成材を使うこともあります。

レーザー彫刻で製作した看板など参考価格は福岡のレーザー加工に掲載しています。

インクジェット印刷での看板製作

レーザー加工以外でもインクジェット印刷で看板の製作を行っています。捨て看板、アルミ複合板看板、ポスター、ステッカーなど色々と製作しております。お時間がある方はアクセスして頂けると嬉しいです。
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