福岡の消防点検に!連結送水管配置図をアルミ複合板で作る3つの理由

福岡市博多区にて、看板印刷とレーザー加工を専門に行っている「セリグラフィ」です。
今回は、消防設備点検などの事業を行っている株式会社フクベル様よりご依頼いただいた、「連結送水管配置図(れんけつそうすいかんはいちず)」の製作事例をご紹介します。
「消防署の点検で図面が古いと指摘された」
「ビルの改修工事に合わせて、看板も新しくしたい」
「福岡で安く、早く看板を作ってくれるところを探している」
もし、マンション管理組合様やビルオーナー様、そして施工業者様でこのようなお悩みをお持ちなら、この記事がきっとお役に立ちます。なぜ、プロが選ぶ素材が「アルミ複合板」なのか、その理由を3つのポイントで解説します。
目次
1. そもそも「連結送水管配置図」とは?なぜ重要?
連結送水管配置図とは、万が一火災が発生した際、消防隊がスムーズに消火活動を行えるよう、建物内の送水管の位置や配管経路を示した図面のことです。消防法によって設置が義務付けられている、まさに「命を守るための看板」です。
しかし、長年屋外に設置されていると、紫外線や雨風で劣化し、肝心の図面が見えなくなってしまうことがあります。これでは、いざという時に消防活動の遅れにつながりかねません。
福岡市内のマンションやビルでも、定期的な消防設備点検のタイミングで「看板の交換」を検討されるケースが増えています。
地域によっては消防点検の基準が異なり、現状のままでも指摘を受けないケースがあるかもしれません。 しかし、この看板は点検のためだけにあるのではなく、「もしもの災害時」にスムーズな消火活動を行うための大切な設備です。 いざという時に文字が読めなくては意味がありません。指摘の有無に関わらず、表示が薄くなっていたら「安心」のために早めの交換をおすすめいたします。
2. 看板のプロが「アルミ複合板」を推奨する3つの理由
今回、私たちがご提案し製作したのは「アルミ複合板(ふくごうばん)」を使用した看板です。なぜこの素材が選ばれるのでしょうか。
- 圧倒的な耐久性:薄いアルミ板で樹脂を挟んだ構造のため、プラスチックのように割れにくく、鉄のように錆びることがありません。
- 軽量で設置が簡単:非常に軽いため、強力な両面テープや接着剤、ビス止めなどで簡単に壁面へ設置できます(DIYでの設置も可能です)。
- コストパフォーマンス:ステンレスなどの金属看板に比べて安価に製作でき、かつ長持ちするため、維持費を抑えられます。
屋外で使用しても3年~5年は美しさを保てるため、福岡の強い日差しや雨風にさらされる場所には最適の材料です。
【1枚3000円~】アルミ複合板看板の印刷|屋外3年以上の耐久性
3. 長持ちの秘訣!こだわりの製作工程を公開
当店の看板印刷は、ただ印刷して貼るだけではありません。長く使っていただくための「ひと手間」を大切にしています。
① 環境に優しいラテックスインクでの高画質印刷
使用するのは屋外用の糊付き塩ビシート。ここに環境配慮型のラテックスインクを使って印刷します。
連結送水管配置図は細かい文字や線が命です。インクが散って文字が潰れないよう、あえて印刷スピードを落とし、1200✕1200dpiの高解像度で丁寧に仕上げています。
2025年12月現在はエプソンのR5050インクジェットを使用しております。
【安心と高品質】看板のプロが語るR5050導入の理由:印刷品質が変わる3つのメリット
② UVカットラミネートで日焼け防止

印刷面には必ず「UVカットラミネート加工」を施します。今回は色が鮮やかに見える「グロス(ツヤ有)タイプ」を使用しました。
- 紫外線による色あせを防ぐ
- 砂埃や摩擦によるインク剥がれを防ぐ
この加工により、福岡の厳しい屋外環境でも鮮明な表示を長期間キープできます。
③ プロの技「巻き込み処理」

ここが一番のこだわりです。シートをアルミ複合板のサイズぴったりに切るのではなく、「裏面まで巻き込んで」貼り付けます。
これにより、端からシートがめくれてくるのを防ぎ、見た目も美しく、看板自体の寿命を延ばすことができます。
4. 図面データがなくても大丈夫?
「古い看板しかなくて、デジタルの図面データがない」というご相談もよくいただきます。
ご安心ください。現在の看板の写真を真上から撮影して送っていただいたり、手書きの図面や紙のコピーをご提供いただければ、当店で印刷用のデータを作成することも可能です(※データ作成費が別途かかります)。
「こんな状態の図面でも大丈夫?」と迷われたら、まずは写真をお送りください。プロが確認いたします。
【データの作り方に関するアドバイス】
昔の建物の「建築図面(青焼き)」からそのままデータを作るのは、線が読み取れず難しい場合があります。 ですが、**「現状の看板を撮影した写真」や「簡単な配置図」**があれば、そこからデータを作成できる可能性が高いです。
「手元に何の資料も残っていない…」という場合 一度、管轄の消防署に問い合わせてみてください。竣工当時の写真やデータが消防署に残っていることがあります。それをご提供いただければ、スムーズに看板製作に入れます。
「できる限りコストを抑えて作りたい」「この資料で安く作れる?」といったご相談も大歓迎です。最適な方法を一緒に考えますので、まずは一度ご連絡ください。
5. 参考価格と福岡市内への対応について

今回製作した看板の参考価格をご紹介します。
【アルミ複合板看板 参考価格】
サイズ:300mm ✕ 300mm
価格:1枚 3,000円(税別)
※データ制作が必要な場合は、別途データ作成費がかかります。
※枚数やサイズによって価格は変動しますので、お見積りをご依頼ください。
当店は福岡市博多区竹下に拠点を構えておりますが、商品は発送にてお届けしております。
設置作業自体は行っておりませんが、アルミ複合板は軽くて扱いやすいため、お客様ご自身や、普段お付き合いのある施工業者様で簡単に取り付けていただけます。
博多や天神のオフィスビルから、郊外のマンションまで、福岡県内からのご依頼に対応可能です。
ネット通販系の印刷会社とは違い、博多区の自社工場で制作しているため、「急ぎで必要になった」「直接会って相談したい」といった福岡の企業様ならではのご要望に柔軟に応えられます。全国対応はもちろん可能ですが、特に地元の皆様には、迅速な発送と地元価格でのご提供をお約束いたします。
福岡で看板印刷なら「目的品質」のセリグラフィへ
「消防点検までに間に合わせたい」「1枚だけ作りたい」
そんなご要望にも柔軟に対応いたします。
お見積りは無料です。まずはお手元の図面や写真をご準備の上、ご連絡ください。
会社情報
お見積り、製作依頼など、お気軽にお問合せください。
セリグラフィ 担当 谷
TEL・FAX 092-471-0178
(平日9:00~18:30)会社にいる場合は時間外でも対応致します。
公式サイト:https://seri-graphie.com/
Email:serigraphie1977@gmail.com
〒812-0895 福岡県福岡市博多区竹下1-9-5
セリグラフィが大切にしているのは、“目的品質”。
用途に合わせた最適な印刷をご提案いたします。


















