【不動産管理会社様・オーナー様必見!】長期間安心!シルクスクリーン印刷で差をつける高品質アルミ複合板管理看板のすべて
賃貸物件の管理において、入居者募集や駐車場案内、または緊急連絡先などの情報を明確に伝える管理看板は、非常に重要な役割を担います。しかし、屋外に設置される看板は、紫外線や風雨に晒され、時間とともに劣化してしまうのが悩みの種ではないでしょうか。
この度、私たちはシルクスクリーン印刷を用いた不動産管理用アルミ複合板看板を製作いたしました。本記事では、その製作工程の全貌を交えながら、長期使用に耐えうる高品質な管理看板を実現する秘密と、その優れたコストパフォーマンスについて詳しくご紹介します。
目次
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不動産管理看板の重要性と屋外看板の課題
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シルクスクリーン印刷とは?長期利用に最適な理由
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高品質を支えるシルクスクリーン印刷の全工程
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製版作業
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印刷工程
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確実な乾燥工程
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管理看板の寿命を延ばすUVカットラミネート加工
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シルクスクリーン印刷が選ばれる理由とコストメリット
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まとめ:高品質な管理看板で、物件価値と顧客満足度を向上
1. 不動産管理看板の重要性と屋外看板の課題
不動産管理において、看板は単なる情報伝達ツールではありません。それは、物件の顔であり、管理会社の信頼性を象徴するものです。例えば、空室が出た際の入居者募集看板は、物件の第一印象を左右し、潜在的な入居希望者へのアピール力を高めます。また、マンションやアパートの駐車場案内やゴミ出しルール、緊急連絡先などを明示する看板は、入居者様の快適な生活をサポートし、トラブルを未然に防ぐ上で不可欠です。
しかし、屋外に設置される看板は、常に厳しい環境に晒されています。強い日差しによる色褪せ、雨風による劣化、そして時には物理的な損傷など、その耐久性が問われます。頻繁な交換はコストと手間がかかるため、長期にわたり美しさと機能性を維持できる高品質な看板を選ぶことが、結果としてコスト削減にも繋がります。
2. シルクスクリーン印刷とは?長期利用に最適な理由
今回、私たちが150枚の管理看板製作に採用したのは、伝統的な印刷技術であるシルクスクリーン印刷です。では、なぜシルクスクリーン印刷が、不動産管理用の屋外看板に適しているのでしょうか?
シルクスクリーン印刷は、版に開けられた孔(あな)を通してインクを直接素材に刷り込む印刷方法です。この方法は、インクの層が厚く、発色が非常に鮮やかで、特に屋外での使用においてその真価を発揮します。
シルクスクリーン印刷の主な利点:
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鮮やかな発色: インクが素材にしっかりと定着するため、遠くからでも視認性の高い看板を製作できます。
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コストパフォーマンス: 特に今回のように同じデザインで大量に印刷する場合、一枚あたりの単価を大幅に抑えることができます。枚数がまとまればインクジェット印刷よりも経済的です。
ただし、色数が増えると版の枚数も増え、単価が上がってしまうため、セリグラフィでは基本的に2色までのシルクスクリーン印刷を推奨しています。色数が多く、小ロットで製作する場合は、インクジェット印刷が適しています。
3. 高品質を支えるシルクスクリーン印刷の全工程
今回製作した450×600mmサイズの管理看板は、事前にパネルソーで精密にカットし、紙ヤスリで丁寧にバリ取りを施したアルミ複合板を基材としています。この丁寧な下準備が、美しい仕上がりの基礎となります。
製版作業
シルクスクリーン印刷の肝となるのが「製版」です。簡単に言えば、インクを通す部分と通さない部分をスクリーン上に作り出す作業です。当この製版作業を自社で行っています。
写真では分かりにくいかもしれませんが、今回は赤いフィルムをカッティングマシンで精密にカットし、さらにロゴ部分はインクジェット出力でフィルムを製作しています。これらのフィルムが、版を焼き付ける際に赤色と黒色で光を防ぐ役割を果たし、意図した部分にだけインクが抜けるように制御するのです。一つの大きな版に赤色用と青色用の両方のデザインを配置し、効率的に作業を進めています。
印刷工程
製版が完了したら、いよいよ印刷です。スキージーと呼ばれる、木の板にシリコンが付いた道具を使い、一枚ずつ手作業で丁寧にインクを刷り込んでいきます。小さいサイズの看板であっても、この作業はそれなりの体力と集中力を要します。
通常、複数の色を印刷する際は、薄い色から順に刷っていくのが一般的ですが、今回は赤と青で色の重なりがないデザインだったため、どちらの色から印刷しても仕上がりに影響はありません。準備が先に整った青色から印刷を開始しました。
シルクスクリーン印刷に対応している材料は、今回使用したアルミ複合板の他に、耐久性に優れたポリセーム、そして軽量でコスト効率の良い**ダンプラ(プラスチックダンボール)**の3種類です。お客様の用途や予算に合わせて最適な素材をご提案させていただきます。
確実な乾燥工程
印刷が終わった看板は、専用のラックに並べられ、大型の扇風機で風を送って乾燥させます。最短で20分程度で乾燥しますが、インクの定着を確実にするため、通常1時間程度は扇風機の前でしっかりと乾燥させています。
4. 管理看板の寿命を延ばすUVカットラミネート加工
アルミ複合板に印刷する看板は、長期間の使用が前提となるため、UVカットラミネート加工は必須とも言える工程です。これは、印刷面に薄い透明なフィルムを貼り付ける加工で、主に以下の効果があります。
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色褪せ防止: 紫外線を強力にカットし、インクの色褪せを大幅に抑制します。色や環境にもよりますが、3~5年間は色褪せを気にせず使用できます。
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材料の劣化防止: 看板本体の劣化も防ぎ、素材そのものの寿命を延ばします。
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擦り傷防止: 表面を保護し、日常的な擦り傷や汚れから看板を守ります。
ラミネート加工を施すことで、一枚あたりの単価は若干高くなります。しかし、その分、看板の寿命が延び、交換頻度が減ることを考慮すると、長期的な視点で見ればトータルコストは確実に安くなります。今回は、光沢感があり、色が鮮やかに仕上がるグロスラミネートを採用しました。これにより、管理看板は美しく、そして長期間にわたりその役割を果たし続けることができます。
5. シルクスクリーン印刷が選ばれる理由とコストメリット
今回製作した450×600mmサイズの不動産管理看板は、2色刷りでUVカットグロスラミネート加工を施した仕様です。この仕様で150枚を製作した場合、**1枚あたりの単価は1,500円(税別)**となります。
この価格は、シルクスクリーン印刷が同じデザインで枚数をまとめるほど単価が下がるという最大のメリットを活かしたものです。不動産管理会社様やオーナー様は、複数の物件で同じデザインの管理看板が必要となるケースが多いため、シルクスクリーン印刷は非常に費用対効果の高い選択肢と言えるでしょう。
(別途送料、消費税、振込手数料がかかります。)
6. まとめ:高品質な管理看板で、物件価値と顧客満足度を向上
不動産管理における看板は、単なる情報の掲示板以上の価値を持ちます。それは、物件の資産価値を高め、入居者様への配慮を示す重要なツールです。
シルクスクリーン印刷で製作するアルミ複合板看板は、その優れた耐久性と鮮やかな発色、そしてUVカットラミネート加工による長期的な保護により、屋外環境下でも長期間にわたり美しさと視認性を維持します。特に、大量ロットでの製作においては、インクジェット印刷よりも大幅なコスト削減が期待できます。
貴社の物件の魅力を最大限に引き出し、入居者様への情報提供をスマートに行うために、シルクスクリーン印刷による管理看板をご検討ください。
ご興味がございましたら、下記よりお気軽にお問い合わせください。お客様のご要望に合わせた最適なご提案をさせていただきます。
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