水に強く破れにくい!ユポ紙ポスター製作

水に強く破れにくい!ユポ紙ポスター製作の裏側

皆様、こんにちは!福岡の看板印刷・レーザー加工専門店、セリグラフィです。今回は、水に強く破れにくいユポ紙を使用したポスター製作についてご紹介します。

ユポ紙とは?

ユポ紙は、主原料がポリプロピレンという樹脂系の素材で、紙のようで紙ではない、不思議な素材です。その最大の特徴は、水に強く破れにくいこと。紙のポスターに比べて格段に長持ちするため、屋外での使用にも適しています。

ユポ紙ポスター製作の工程

  1. インクジェット印刷

     

    厚さ0.13mmのユポ紙に、インクジェットプリンターで印刷を行います。ユポ紙はインクの乾燥に時間がかかるため、印刷速度を調整しながら丁寧に印刷していきます。

  2. UVカットラミネート加工

    印刷後、マットタイプのUVカットラミネート加工を施します。これにより、紫外線による色褪せを防ぎ、屋外でも安心して使用できるポスターになります。

  3. 仕上げ

    今回は600mm×900mmサイズのポスターを8枚製作しました。ユポ紙は1000mm幅の100Mロールで仕入れているため、大きいサイズのポスターも1枚で製作でき、継ぎ目がなく美しい仕上がりになります。

ユポ紙ポスターの活用シーン

ユポ紙ポスターは、その耐久性から、ガラスやシャッターなど、屋外に取り付けて使用されることが多いです。雨や風に強く、長期的な掲示にも適しています。

小ロット印刷にも対応

セリグラフィでは、インクジェット印刷を採用しているため、小ロットの印刷にも対応可能です。「必要な枚数だけ」製作できるので、無駄がありません。

ユポ紙ポスターの価格

ユポ紙ポスターの価格については、こちらのページで詳しくご紹介しています。

ユポ紙ポスター 価格

製作事例はブログで随時更新中!

日々の製作事例は、ブログで随時更新しています。ぜひこちらもご覧ください。

セリグラフィ製作事例ブログ

看板印刷・レーザー加工のセリグラフィ

https://seri-graphie.com/
〒812-0895
福岡県福岡市博多区竹下1-9-5
092-471-0178
seri77@k7.dion.ne.jp

その他の看板製作

インクジェット使った看板製作以外にレーザー加工機を使って名札や社名プレートなども製作しています。

最後までお読みいただき、誠にありがとうございます。もしこの記事が参考になりましたら、ぜひフォローしていただけると励みになります。今後も様々な看板製作事例や有益な情報をお届けしてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

印刷シートの巻き込みは手作業が綺麗で早い

アルミ複合板看板製作の裏側:巻き込み作業へのこだわりとお客様への想い

皆様、こんにちは!福岡の看板印刷・レーザー加工専門店、セリグラフィです。今回は、アルミ複合板看板製作における「印刷シートの巻き込み作業」について、こだわりとお客様への想いを熱く語らせていただきます。

巻き込み作業は「お客様への誠意」

アルミ複合板看板などを製作する際、セリグラフィでは印刷シートの巻き込み作業を必須としています。それは、お客様に少しでも長く看板を使っていただきたいと心から願っているからです。

最近では、印刷シートの巻き込みをしている看板をよく見かけるようになりました。しかし、ただ巻き込めばいいというものではありません。短期用の安価なシートを巻き込んでも、耐久性はほとんど向上しません。中期用以上の高品質なシートを使用することが、巻き込み作業の効果を最大限に引き出すための条件です。

美しい仕上がりと耐久性を両立する技術

印刷シート貼りはラミネート機で

印刷シートは、ラミネート機を使用してアルミ複合板に貼り付けます。3×6版(910mm×1820mm)までのサイズであれば、この方法で美しく仕上げることができます。これ以上の大きさになると、発送が困難になるため製作は承っておりません。

スキージを使って手作業で貼り付けることも可能ですが、どうしても擦り傷がついてしまうことがあります。現場作業であれば仕方ありませんが、会社で製作する看板は、少しでも美しい仕上がりでお客様にお届けしたいと考えています。

印刷シートの貼り付け後、裏面への巻き込み作業を行います。様々な方法を試した結果、手作業が最も綺麗で早く仕上がるという結論に至りました。

手作業だからこそ実現できる、丁寧な仕上がり

印刷シートの巻き込み作業

巻き込み作業では、まずタオルを使ってシートにしっかりと折り目をつけます。この時、タオルを少し湿らせておくと滑りが良くなり、作業がスムーズに進みます。食器用洗剤を少量混ぜた霧吹きを使うのもおすすめです。

印刷シートの巻き込み作業

折り目がついたら、角の部分から丁寧に貼り付けていきます。指先は少し疲れますが、美しい仕上がりのためには欠かせない工程です。仕上げにドライヤーとスキージを使って、シートをしっかりと密着させます。

巻き込み作業がもたらす、様々なメリット

看板製作時の印刷シート巻き込みは、シートの剥がれを防ぎ、看板の寿命を延ばすだけでなく、様々なメリットをもたらします。

  • 耐久性の向上: シートの剥がれを防ぎ、長期的な使用を可能にします。
  • 安全性の確保: アルミ複合板の切り口はバリ取りを行っていますが、巻き込むことで怪我のリスクを軽減します。
  • 美観の向上: デザインによっては、巻き込むことで色に深みが増し、完成後の見栄えが格段に向上します。

これらのメリットを考慮し、セリグラフィでは基本的に巻き込み作業を行っています。

巻き込み作業ができないケース

ただし、角丸や変形など、形状によっては巻き込みが綺麗に仕上がらないため、この作業は行いません。また、両面シート貼りの場合は、フレームに差し込んで使用することが多いため、厚みの余裕がなくなり差し込めなくなることがあります。

看板製作は、ぜひセリグラフィへ

看板製作をご検討の際は、ぜひ印刷シートの巻き込み作業をご依頼ください。お客様の看板を、より美しく、より長くお使いいただけるよう、心を込めて製作いたします。

アルミ複合板看板の価格については、こちらのページで詳しくご紹介しています。

アルミ複合板看板 価格

セリグラフィでは、インクジェット出力による看板製作だけでなく、レーザー加工による彫刻も承っております。ぜひお気軽にお問い合わせください。

セリグラフィ製作事例ブログ

セリグラフィ インスタグラム

インスタグラムも更新しています。ぜひフォローしてください。

印刷シート巻き込みで見栄えもアップ アルミ複合板駐車禁止看板

駐車禁止アルミ複合板看板の製作過程:美しさと耐久性を両立させる技術

皆様、こんにちは!福岡の看板印刷・レーザー加工専門店、セリグラフィです。今回は、駐車禁止アルミ複合板看板の製作過程を詳しくご紹介します。

気泡ゼロ!ラミネート機による美しい仕上がり

アルミ複合板看板の製作過程

アルミ複合板に印刷シートを貼り付ける際、セリグラフィではラミネート機を使用しています。機械を使うことで、手作業ではどうしても入り込んでしまう気泡を完全に排除し、シワのない美しい仕上がりを実現します。

巻き込み作業で耐久性アップ!

今回製作したのは、600mm×900mmサイズの駐車禁止看板です。印刷シートは、後から巻き込み作業を行うため、アルミ複合板よりも25mm大きく印刷しています。

ラミネート機で印刷シートを貼り付けた後、タオルとスキージを使って周囲を丁寧に巻き込んでいきます。この巻き込み作業は、シートの剥がれを防ぎ、看板の耐久性を高めるために欠かせない工程です。さらに、巻き込むことで見た目も美しく仕上がります。

厚さ3mmでも存在感抜群!

駐車禁止アルミ複合板看板

アルミ複合板の厚さは3mmですが、発色が良く、遠くからでもはっきりと認識できます。駐車禁止の表示も分かりやすく、ドライバーへの注意喚起に最適です。

アルミ複合板看板の価格

アルミ複合板看板の価格については、こちらのページで詳しくご紹介しています。

アルミ複合板看板 価格

製作事例はブログで随時更新中!

日々の製作事例は、ブログで随時更新しています。ぜひこちらもご覧ください。

セリグラフィ製作事例ブログ

ご不明な点やご要望などございましたら、お気軽にお問い合わせください。

レーザーならできる小さい文字の彫刻でヒノキを使って木製名札

温もりを身に着ける。天然ヒノキの名札に込めた、セリグラフィのこだわり

ヒノキをレーザー彫刻しているところ

皆様、こんにちは!福岡の看板印刷・レーザー加工専門店、セリグラフィです。今回は、私たちが心を込めて製作している、天然ヒノキの木製名札についてご紹介します。

端材から生まれる、唯一無二の名札

セリグラフィでは、建材としては使えなくなった端材のヒノキを材木屋さんから仕入れ、名札の材料として活用しています。通常なら廃棄されてしまう端材も、温かみのある素敵な名札に生まれ変わります。

厚さ約7mmのヒノキ板を電動カンナとヤスリで丁寧に削り、約6mmの厚さに仕上げていきます。この工程は、名札の仕上がりを左右する重要な作業です。均一な厚さに仕上げることで、レーザー彫刻の精度を高め、美しい名札を作ることができます。

手作業で磨き上げる、ヒノキの美しさ

レーザー彫刻前に、240番のヤスリで彫刻面を丁寧に磨き上げます。こうすることで、和紙アプリと呼ばれる保護シートを綺麗に貼り付けることができ、彫刻時のヤニ汚れを防ぎます。

和紙アプリは、ステッカーやカッティングシートを貼る際に使用するシートで、糊の粘着力が比較的弱いため、表面を平らに仕上げることが重要です。凹凸があるとシートが剥がれてしまい、彫刻時にヤニが付着してしまいます。

1mmの文字も彫刻可能!レーザー加工の技術

1ミリサイズの文字をレーザー彫刻

ヒノキに文字をレーザー加工機で彫刻していきます。木製名札は文字が小さくなることが多いため、レーザーの出力や速度を細かく調整する必要があります。小さい文字を深く彫りすぎると欠けてしまうため、慎重な作業が求められます。

今回の名札は、なんと1mmの文字もレーザー彫刻しました。これは、私たちの技術の高さを示す、まさに限界への挑戦です。

レーザー彫刻後、和紙アプリを剥がし、紙ヤスリで表面を丁寧に磨き上げます。歯ブラシとエアーで木の粉を綺麗に取り除き、ヒノキ本来の美しい木目を際立たせます。

ヒノキの個性を活かす、唯一無二の名札

ヒノキの木目は一つとして同じものがありません。そのため、私たちが作る木製名札は、どれもが世界に一つだけのオリジナル作品です。

仕上げには、撥水・防腐効果のある水性透明ステインを塗布します。これにより、多少の水分は問題なく、美しい状態を長く保つことができます。水性塗料を使用しているため、臭いの心配もありません。

ステインが乾燥したら、裏面に強力な両面テープで安全ピン付きクリップを取り付け、完成です。

多様なシーンで活躍する、ヒノキの名札

私たちが製作する木製名札は、飲食店や動物病院、宿泊施設など、様々な場所でご利用いただいています。また、林業関係や木の家を建てている会社様からもご依頼をいただくことが多いです。

ヒノキの温かみと優しい香りは、お客様に安心感と親しみやすさを与え、お店や施設のイメージアップにも繋がります。

環境にも配慮した、サステナブルな名札

名札の発送には、余った材料を梱包材として活用しています。通常なら廃棄されてしまう端材も、私たちにとっては大切な資源です。

1台のレーザー加工機で名札を製作することで、端材の有効活用と廃棄物の削減に貢献しています。材木屋さんへの貢献にも繋がり、環境に優しい名札作りを心がけています。

木製名札の価格

木製名札の価格については、こちらのページで詳しくご紹介しています。

木製名札 価格

レーザー加工とインクジェット出力、二つの技術で広がる可能性

セリグラフィでは、レーザー加工だけでなく、インクジェット出力による看板製作も行っています。二つの技術を組み合わせることで、お客様の様々なニーズにお応えすることが可能です。

製作事例は、ブログやインスタグラムで随時更新しています。ぜひご覧ください。

セリグラフィ製作事例ブログ

セリグラフィ インスタグラム

フォローしていただけると励みになります。

ご不明な点やご要望などございましたら、お気軽にお問い合わせください。

ダンプラにシートを貼るときは手作業の方がはやい

ダンプラ看板製作の裏側:手作業へのこだわりと意外なメリット

皆様、こんにちは!福岡の看板印刷・レーザー加工専門店、セリグラフィです。今回は、軽くて扱いやすいダンプラ看板の製作について、普段あまりお話することのない裏側をご紹介します。

ダンプラ看板は手作業で丁寧に製作しています

「ダンプラ看板」とは、プラスチックダンボール(通称プラダン)で作られた看板のこと。軽量で持ち運びやすく、比較的安価に製作できるため、工事現場の看板やイベントの告知など、様々な用途で活躍します。

セリグラフィでは、このダンプラ看板を一枚一枚、手作業で丁寧に製作しています。

「え?ラミネート機を使えばもっと早くできるんじゃないの?」

と思われるかもしれません。確かに、厚さ5mmのダンプラであれば、ラミネート機を通しても潰れることはないでしょう。しかし、手作業で貼った方が圧倒的に早いのです。

手作業ならではの細やかな調整

スキージと呼ばれる道具を使い、少しずつ丁寧にシートを貼り付けていきます。ダンプラの表面にはわずかな凹凸があるため、これが空気の侵入を防ぎ、シワになりにくく、比較的簡単に貼り付けることができます。

また、サイズカットは印刷シートを貼り終えた後に行います。そのため、図柄合わせが必要な場合でも、ミリ単位での調整が可能となり、ズレのない美しい仕上がりを実現できます。

ダンプラ看板の意外なメリット

元々は工事用の看板として製作することが多かったダンプラ看板ですが、最近では店舗のPR看板や展示会用の看板としての需要も増えています。その理由は、やはり軽量で持ち運びやすいこと、そしてアルミ複合板に比べて安価に製作できることです。

ある程度、設置期間が決まっている場合や、頻繁に内容を更新したい場合には、ダンプラ看板は最適な選択肢と言えるでしょう。

ダンプラ看板の価格

ダンプラ看板の価格については、こちらのページで詳しくご紹介しています。

ダンプラ看板 価格

製作事例はブログで随時更新中!

日々の製作事例は、ブログで随時更新しています。ぜひこちらもご覧ください。

セリグラフィ製作事例ブログ

ご不明な点やご要望などございましたら、お気軽にお問い合わせください。