【消防設備点検・管理会社様向け】現場の安全を支える「連結送水管配置図看板」の印刷・製作事例

今回は、消防設備点検会社様やマンション管理会社様からご依頼いただいた「連結送水管配置図看板」の製作事例をご紹介します。
屋外でも長期間使用できるよう、耐候性と視認性を両立したアルミ複合板仕様で製作しました。
目次
ご依頼の背景
消防設備点検会社様やマンション・ビル管理会社様から、「現場で使用している連結送水管の配置図が劣化して読めない」「以前の業者がデータを持っておらず更新できない」といったご相談を多くいただきます。
連結送水管配置図は、火災発生時に消防隊が迅速かつ正確に行動するための重要な情報源です。送水口・バルブ位置・配管ルートなどが明確に示されていなければ、初動対応に支障をきたす恐れがあります。
今回のご依頼では、建物管理者様から「劣化した古い看板を見やすく新しくしたい」「データがなくても再現できるか不安」とのお問い合わせをいただき、現地写真と簡易資料をもとにIllustratorデータを一から作成するところから対応いたしました。
製作内容・仕様
- 使用素材:アルミ複合板(厚さ3mm)
- 印刷方法:インクジェット印刷+UVカットラミネート加工
- サイズ:300×300mm(参考)
- 使用機種:EPSON R5050(レジンインク搭載)
- メディア:ハマジ製 中長期用エアーフリー塩ビシート
- 耐候性:屋外3〜5年

印刷には、水性ベースで環境に優しいレジンインクを採用。
1200×1200dpiの高解像度により、細かな文字や配管ラインも鮮明に再現します。
また、UVカットの長期用グロスラミネートを施すことで、色あせや擦れによる劣化を防止。屋外掲示でも長く美しい状態を保ちます。

仕上げのアルミ複合板は軽量で丈夫。縁まで丁寧に巻き込む加工により、見た目にも美しく、現場掲示にも最適です。

▶ 初めての方も安心:
「古い図面しかない」「写真しかない」という場合でも大丈夫です。
手書きやExcel資料から看板用データを一から作成いたします。
お気軽にお問い合わせください。
仕上がり・使用感

完成した看板は、屋外での視認性が高く、現場でも「以前より見やすくなった」と好評をいただきました。
特に赤系統のラインやバルブ位置の表示がくっきりと再現され、初動時の判断がしやすくなったとのお声も。
また、アルミ複合板は軽くて丈夫なため、取付け時の負担も少なく、長期間メンテナンス不要で使用できます。
消防設備点検会社様からは、「別物件でも同仕様で製作をお願いしたい」とリピートのご相談をいただきました。
今回のポイント・製作のコツ
屋外に設置される看板の最大の課題は「日光」と「雨風」です。
今回は、紫外線による退色を防ぐためにUVカットラミネートを採用し、防水性と擦過性を高めました。
また、視認性を最優先にするため、余白の取り方や配管ラインの太さも現場の使用環境に合わせて最適化。
配置図を「ただの図面」ではなく「現場で使える案内図」として仕上げることを意識しています。
同様の環境で使用される場合は、この仕様がおすすめです。
製作のポイント:
・紫外線・雨風に強い素材選び
・視認性を高めるレイアウト調整
・現場で扱いやすい軽量素材の採用
お問い合わせ・ご相談
セリグラフィでは、アルミ複合板をはじめ、現場環境や掲示場所に合わせた各種看板を印刷・製作しております。
「古い看板を新しくしたい」「データがなくても作れるか不安」といった場合でも、お気軽にご相談ください。
インスタグラムのDMでもご相談を受け付けております
https://www.instagram.com/seri_graphie/
素材選びやデータ制作も丁寧にサポートいたします。
セリグラフィが大切にしているのは、“目的品質”。
「現場で見やすい」「分かりやすい」「長く使える」看板を、印刷を通してお届けします。
消防設備点検・マンション管理に携わる皆様の現場が、より安全で確実な対応ができるよう、看板製作の面から全力でサポートいたします。
看板印刷・レーザー加工のセリグラフィ
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