日本ジビエ振興協会のMDF会員登録証を製作
厚さ5.5ミリのMDFをレーザー加工して会員登録証を製作しました。日本ジビエ振興協会さんからのご依頼です。
日本ジビエ振興協会は捕獲されたシカやイノシシをおいしく安全な食肉として利用するために必要な技術や情報を広く周知し、鳥獣被害に悩む地域がジビエの利用により活性化することを目指して活動されている団体になります。
https://www.gibier.or.jp/
MDFは材木を粉砕し圧縮して成形された板状の材木になります。水に弱いので居ないでの使用になります。
MDF会員登録証の製作について
レーザー加工する前に加工面に和紙アプリを貼っておきます。加工時に発生するヤニでMDFが汚れないようにするためです。
和紙アプリはカッティングシートやステッカーを貼るときに使う粘着力の弱いシートになります。マスキングテープでもいいのですが、和紙アプリはサイズが大きいので使い勝手がいいです。このひと手間で仕上がりが良くなります。
レーザーカットで厚さは5.5ミリのMDFを182✕257mmサイズにカットします。B5サイズの会員登録証を製作します。角丸でレーザーカットしています。
レーザーカットが終わったら文字、ロゴ、飾り罫をレーザー彫刻します。小さい文字もあるのでキッチリと彫れるように出力を調整します。
彫刻後は焼目加工を行います。彫刻部分に焼目を付けることで焼印のような感じになります。彫った部分が茶色くなるので文字が読みやすくなります。焼目加工はレーザーの焦点をズラして加工するので和紙アプリを貼って加工していないと関係ないところに焼目が付いてしまいます。
焼目加工が終わったら、和紙アプリを綺麗に剥がしてコーティングとして水性の透明ステインを塗ります。ステインには撥水効果があります。ステインをしっかりと乾燥させたら完成です。
今回は追加注文で会員登録証を1枚製作しました。新しい会員方に喜んでもらえると嬉しいです。
MDFはコーティングしておりますが、水には弱いので屋内ので使用に限られます。MDFは大きいな板材でもありますので、店舗内の看板や装飾にも使われます。展示会などで使用する小さな棚や間仕切りなどでも使用されたりします。
レーザー加工の価格や詳細はホームページに掲載していますので、ご興味がありましたらアクセスして下さい。
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インクジェット印刷での看板製作
レーザー加工以外でもインクジェット印刷で看板の製作を行っています。捨て看板、アルミ複合板看板、ポスター、ステッカーなど色々と製作しております。お時間がある方はアクセスして頂けると嬉しいです。
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