社名プレートのスタンドをレーザーカットしたMDFで製作
MDFとは木屑を圧縮して固めた木製の材料です。大きい一枚板の材料があります。
厚さも色々とありますが今回の製作に使用するのは厚さ5.5mmになります。
このスタンドの裏に配線を隠すため下部が高くなっています。
MDFをレーザーカットしてパーツを製作
厚さ5.5mmのMDFをレーザーカットしてパーツを製作します。組み立てるときのはめ込み用で凸の形にカットしています。レーザーでカットすると実際の寸法より若干小さくなります。おそらく0.1とか0.2ミリ位です。正確に計ったことはありません。同じ寸法でカットすると凸と凹を組み合わせた場合簡単に組み合ってしまいます。そのため少しだけ凸の寸法を大きくしてカットしています。0.4ミリ位大きくしています。写真は下部の正面になります。
側面のパーツをレーザーカットしています。側面は凹になっていますが、寸法通りにカットしています。
MDFをレーザーカットするときには和紙アプリを貼って加工しています。レーザーカット時にヤニが発生し表面に付着します。ヤニを除去するには紙ヤスリで削るのですが削り過ぎてしまうと寸法のズレが大きくなってしまうので出来るだけ削らないようにしています。
パーツを全部レーザーカットして組み立ててみないとどうなるか分かりません。上手くいかないパーツがあったときは修正して再カットします。
レーザー加工にご興味がありましたらホームページにアクセスしてください。
価格や詳細を掲載しています。
レーザーカット・彫刻の詳細
レーザーカットしたパーツを組み立てる
木工用ボンドとゴムハンマーを使って組み立てます。パーツに少し木工用ボンドを付けてゴムハンマーで軽く叩いて凹部にはめ込みます。凹部が若干幅が狭いのでハンマーで軽く叩くと入ります。手ではちょっと入らないくらいです。このくらいの感じがちょうどよく一度入ると取れなくなり頑丈になります。
最後の方になるとしっかりと組みあがっているので微調整が難しくなってきますが、軽くゴムハンマーで叩きながら微調整して形にしていきます。
強く叩き過ぎると型が付いたり壊れたりするので力の加減が大切です。
パーツの寸法に問題はなく凸凹部分のはめ込みは上手く行きました。
MDFの社名プレートスタンドの完成
写真の撮り方はあまり良くないので分かりにくいですが社名プレートを立てれるように少しくぼみを付けており、角度も少し付けています。木工用ボンドも固まり頑丈には出来ております。
裏面から見るとこんな感じです。下部に電源やコードを入れて目隠しの役目にもなります。
東京のお客様からのご依頼で目隠しのある社名プレートスタンド欲しいと言われました。イメージを聞いたりしてこの形になりました。サイズは横幅が450ミリで下部の目隠し部分の高さが100ミリです。社名プレートを置く高さは70ミリです。
MDFをレーザーカットしてオリジナルの社名プレートスタンド製作しております。
社名プレートのサイズに合わせて製作します。
インクジェット印刷での看板製作
レーザー加工以外でもインクジェット印刷で看板の製作を行っています。捨て看板、アルミ複合板看板、ポスター、ステッカーなど色々と製作しております。お時間がある方はアクセスして頂けると嬉しいです。
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