木材をレーザー彫刻と色入れしてカフェの木製看板を製作
カフェの木製看板を国産の杉を使って製作します。サイズは200
天然木を使った看板は木目が綺麗なのでオシャレな看板が出来ます。木材の自然な色がまたいい感じの仕上がりになります。小さい看板でも十分です。
あまり大きくなると1枚板の木材もないのでこのくらいがオススメサイズです。
木材を使った看板は屋外での使用は正直向いておりません。出来れば屋内で使用して頂きたいです。ただどうしても屋外で使いたいのであれば、サイズを出来るだけ小さくしてダメになったら交換できるように低価格で製作することをオススメします。
国産杉材を使ったカフェの看板過程を紹介します。
最後の方には参考価格も掲載していますので、ご興味がありましら最後まで読んで頂けると嬉しいです。
看板のベースになる木材の準備
自動カンナで表面を軽く削って綺麗にします。サンダーでヤスリを軽くかけています。看板サイズに電動丸鋸でカットします。
機械がないときは紙ヤスリだけで仕上げを行っていました。時間がかかりますが綺麗に仕上がります。
薄い材木の場合はレーザーカットすることもあります。
レーザー彫刻前の下地の準備
レーザー彫刻後に色入れをするのでレーザー彫刻する面に水性の透
下地処理をせずにレーザー彫刻して色を付けると塗料にもよりますが、木材が塗料を吸って滲んでしまいます。そうならないように下地処理を水性の透明ステインで行っています。
水性の透明ステインを使用している理由としては臭いの問題と出来るだけ自然な感じに仕上げたいからです。好みのなので使いやすいものでいいと思います。
レーザー彫刻前に木材の下地処理をすることで色入れするときに少しはみ出しても保護されているので紙ヤスリで軽く削るとは
杉の木材にカフェの屋号をレーザー彫刻
ステインが乾いたら彫刻面に和紙アプリを貼ってレーザー彫刻を行います。和紙アプリを貼るのはレーザー彫刻時に出るヤニで汚れるのを防ぐことと色入れするときにはみ出さないようにするためです。
レーザー彫刻後の杉の木材に色を付ける
色入れは和紙アプリを貼ったまま行います。
和紙アプリが剝がれやすくなるので、無駄に付いた塗料はウエスで拭きとるようにしています。水性で多用途の塗料を使っています。(関西ペイントのハピオカラー)アクリルの色入れにも使えます。
レーザー彫刻後に色入れしたアクリル名札
一晩おけばしっかり乾燥するので乾燥できたら和紙アプリを剥がし
中途半端な状態で和紙アプリを剥がすとチーズみたいに塗料が伸びたりして関係ないところを汚すこともあるので焦らずゆっくり乾燥させるのが大切です。
色入れ後に和紙アプリを剥がす
和紙アプリを剥がすときは焦らずゆっくり剥がすと綺麗に出来ます
最後にもう一度全面に水性の透明ステインを塗って完成です。
木製の看板は屋外での使用には向いていません。
どうしても屋外で使用したい場合は出来るだけ安く製作できる仕様(角丸なし、色入れ黒色のみ)にして悪くなったら交換する感じで使った方がいいと思います。
レーザー彫刻と色入れした木製看板の参考価格
レーザー彫刻、色入れ
200×200 t=16 5000円(税別)
文字数や色数によって価格は変わります。
木製看板はヒノキと杉を使って製作しています。
大きいサイズになると一枚板の木材ではなく集成材を使うこともあります。
レーザー彫刻で製作した看板など参考価格は福岡のレーザー加工に掲載しています。
インクジェット印刷での看板製作
レーザー加工以外でもインクジェット印刷で看板の製作を行っています。捨て看板、アルミ複合板看板、ポスター、ステッカーなど色々と製作しております。お時間がある方はアクセスして頂けると嬉しいです。
福岡の看板・プレート印刷
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